シナリオの台詞やト書を直すように、自分の人生のあちこちを直せたら…と思ってしまうことが増えた。
もちろんそんなことできるわけがない。時は戻らない。言わなければよかった言葉、こう言えばよかった言葉、あ…
映画芸術誌による2023年度日本映画ベスト1選出暗黙の内に確定作品という与件は置いておいて、私的に何時もは波長が合わない脚本も兼ねる荒井晴彦監督作品としては、何気にスッと抜けた感じで面白く観ました。…
>>続きを読む荒井晴彦、ここに来てこんなに瑞々しい青春回顧譚を撮るとは。ロマンポルノへの愛も込められ、全編ノスタルジックで感涙にむせぶ。令和の時代に、という声もあろうが、開き直った荒井節が心地よい。笑っちゃう楽屋…
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最後のエンドロールが終わったあとのカラオケのシーンで、栩谷が歌い始めた瞬間に何かが腑に落ちて、そこから何故か突然バタバタと涙が出てきて止まらなくなった。
2人の会話の掛け合いと差し込まれる思い出も…
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原作は未読です。
いきなり白黒の映像で始まったので、白黒映画なのか?って思って観ていたら、現代を白黒、過去をカラーで表現していたんですね。
主人公の男性二人が回想しながらとある女性のことを話して…
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あまり期待せずに鑑賞したらなかなかの傑作で見れて良かった。
綾野剛と柄本佑の所作、やりとりが面白い。いつまでも大人になれないダメ男感がよく出ている。
まあ自分も含めて、男はあんな感じのところがある。…
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