このレビューはネタバレを含みます
政治や社会や宗教の話かと思ったら、家族…親子の話だった
姉2人がISに加入したの、日本だったら「厳格な親への反発で不良グループ(古い)に出入りしはじめた」程度のことなんじゃないかな…
イスラム圏…
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なんて辛いことをするんだろうと思ったけど、必要だった作業だったのかな。
母親が新しい彼氏がどれだけ好きだったか意気揚々と語るシーンのあとに、あの告白のシーンがかなりきつかった。知らなかったであろう俳…
監督のモノローグとして冒頭「この映画で私はオルファとその娘のことを語りたい。4人の娘の下の2人は一緒に住んでいるが、上の2人は狼の餌食となった…」から始まる。この狼とは過激派テロ組織、IS(イスラム…
>>続きを読む過激派組織イスラム国に加わったチュニジアの若き姉妹の決断と、残された母と妹たちの葛藤を描いたドキュメンタリー
残った下の姉妹2人は本人たちが演じる
イスラム国に加わった上の姉妹2人は俳優が演じる
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4人の娘のうち、長女・次女がISの活動に身を投じてしまったチュニジアの母子のドキュメンタリー。母、三女、四女が回想して語るシーンだけでなく、母の代役、長女役、次女役、父および母のパートナー役の役者も…
>>続きを読むこの作品は前情報を入れないで観た方が良いかもしれない。
一体なぜ普通の家族の半ドキュメンタリーを撮っているのか終盤までわからなかったが、判明したときにやっと「そういうことか!」と腑に落ちた。
ただ、…
本人たちが本人を演じつつ、家族の辛い過去を振り返り失ってしまった幸福な記憶を取り戻す。ちょうど最近観た映画でいえば「シンシン」と「どうすればよかったか?」の要素を交えた様な斬新なドキュメンタリー。
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二人が失踪したのが16歳と18歳で、その時エヤ12歳、テイシール10歳だったわけで、20歳前後になった彼女たちが当時の再現と言ってもみんな大人じゃんって感じてしまいなんだかピンとこなかった。チュニ…
>>続きを読む本人が演じることで、言動の端々から真実のようなものが垣間見える。それはきっと本人も気づかなかったようなことで、それが演劇セラピーのような本作の意味であるように思う。
娘達に対する母の過去の言動は度…
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