Filmex 3本目
見せ方は大変丁寧で、そこまで説明してくれるのねという感はあったものの、ストーリーは切実で本物で、ただの一部なんだろうな
分断が意図的に仕組まれ、それをもって回るエルサレム。そこ…
映画『ハッピー・ホリデーズ』
パレスチナ、ドイツ、フランス、イタリア、カタール
東京フィルメックス
主人公はイスラエルのハイファに住む、あるパレスチナ人家族。4つの章で展開。家父長制における女性た…
東京フィルメックス2024にて。
パレスチナのある家族の風景。緩やかな4つの章立て構成でお互いに呼応しつつも、それぞれの人物の抱える葛藤や苦悩が浮き彫りになっていく。
瓦礫と化したガザの風景ばかりが…
ハイファに暮らすパレスチナ人家族の物語。
各々が直面する人生上の難題を、複雑な背景がより至難とする様へ繊細に切り込む意図は高尚ながら、物語の展開も画の逐一も既視感を出ず、冷静に撮りながら情緒に頼る…
映画内で起こる事件への向き合い方が「あるある話」なのが品性を疑う。即興芝居とのことだが、カメラに対して役者の目線と導線がしっかり固められてるので、メソッド演技というよりは現代的な、役者ファースト的な…
>>続きを読む東京フィルメックス2024にて。
一つの家族にまつわる、4つの章からなる作品でした。
会話が中心で、分かりやすく大きな事件が起こるタイプの作品ではありませんでしたが、ラストカットが大変印象的でしたし…
監督Q&Aでスクリプトなし、全員素人俳優(一部の方は演じる職業が本職とのこと。ワリード:内科医、フィフィ:学生、ミリ:看護師、不動産屋:不動産屋)
ロールプレイングのワークショップを積み重ね、180…
フィルメックス 『ハッピー・ホリデーズ』イスラエルに住むパレスチナ人家族の幾つかのエピソードから民族、宗教や文化を学ぶ。やはり女性にその皺寄せが内包される。監督のスカンダル・コプティが登壇。自然な作…
>>続きを読む演者はプロの役者じゃない人を即興で演じさせたらしい。抑圧されている女性がそれ自体を普遍化してしまう場面を目にし、そのパラドックスからこの映画を作ろうとしたらしい。
少し人の繋がりが分かりにくいとこ…