Four Daughters フォー・ドーターズに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『Four Daughters フォー・ドーターズ』に投稿された感想・評価

4.3

ハニア監督作品の鑑賞は4本目。
監督は学生時代に制作した『チュニスの切り裂き男』(2025イスラーム映画祭10で上映)の時から本人に本人役を演じさせる手法を使っているし、実際に起こった事件を再現して…

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洋洋
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーと、演じるという手法はもの凄まじくエネルギーがいるだろうし、とても大変だったと思いますが、まさに映画という媒体であるべき映像作品だと思います。

ISに二人の娘を洗脳された母親と、残…

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ミ
4.1

痛みと希望が交錯する、記憶と未来を辿る家族の旅路を描いたドキュメンタリー。
彼女らにとって消えた2人とは、娘であり姉でもある。家族は「記憶の再演」という革新的な手法に挑む。それは従来の証言型ドキュメ…

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水蛇
4.4

次々に発覚するオルファの娘達への仕打ちに心臓を握りつぶされそうになる。エヤとテイシールが傷ついた心や人生を吐露できたこと、オルファの言動が不当で残酷だと他の俳優も議論に加わってくれたことは救いだった…

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koya
4.5

正直言うと、このチュニジアのハーフ・ドキュメンタリー(モキュメンタリーとも違うと思う)一部の人物が本人が本人役で、不在の人物だけ本職の俳優、また、男性キャラクターはすべて一人の男優で行うという特殊な…

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EMK
5.0

家族の今の姿を映すドキュメンタリーであり過去に何があったのかに迫る再現ドラマ
おそらく十分なカウンセリングの後だからできたこと(三女が病院でも何度も語ったことだから大丈夫と言っていた)だろうがトラウ…

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みゆ
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは「母になる」という呪い、一見すると「失われた家族をめぐる再構築」の物語。でも実際に観てみると、それはもっと重く、もっと深い。これは「母親であること」の痛みと、「娘であること」の引き裂かれた記憶…

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傑作でした。素晴らしく、斬新なドキュメンタリー

第76回(2023年)カンヌ国際映画祭コンペティション作品。第96回(2024年)アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
チュニジアの母と4…

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Junpei
4.9

ISに加担してしまった娘との記憶を再現するため、俳優を雇い映画を制作するというドキュメンタリー。そのため、時折ノンフィクションで時折ドキュメンタリーとなり、その境が曖昧となる。それは観る者にとっても…

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せり
4.7

こんな映画を見たかった。人はどのように過激化するのか。自分の中にずっとある問い。チュニジアの家族の物語を通してその答えの断片が見える。ユーモラスだし、個人的にとても関心のある問題を描いているし最高の…

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