次々に発覚するオルファの娘達への仕打ちに心臓を握りつぶされそうになる。エヤとテイシールが傷ついた心や人生を吐露できたこと、オルファの言動が不当で残酷だと他の俳優も議論に加わってくれたことは救いだった…
>>続きを読む正直言うと、このチュニジアのハーフ・ドキュメンタリー(モキュメンタリーとも違うと思う)一部の人物が本人が本人役で、不在の人物だけ本職の俳優、また、男性キャラクターはすべて一人の男優で行うという特殊な…
>>続きを読む家族の今の姿を映すドキュメンタリーであり過去に何があったのかに迫る再現ドラマ
おそらく十分なカウンセリングの後だからできたこと(三女が病院でも何度も語ったことだから大丈夫と言っていた)だろうがトラウ…
このレビューはネタバレを含みます
これは「母になる」という呪い、一見すると「失われた家族をめぐる再構築」の物語。でも実際に観てみると、それはもっと重く、もっと深い。これは「母親であること」の痛みと、「娘であること」の引き裂かれた記憶…
>>続きを読む傑作でした。素晴らしく、斬新なドキュメンタリー
第76回(2023年)カンヌ国際映画祭コンペティション作品。第96回(2024年)アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート。
チュニジアの母と4…
ISに加担してしまった娘との記憶を再現するため、俳優を雇い映画を制作するというドキュメンタリー。そのため、時折ノンフィクションで時折ドキュメンタリーとなり、その境が曖昧となる。それは観る者にとっても…
>>続きを読むこんな映画を見たかった。人はどのように過激化するのか。自分の中にずっとある問い。チュニジアの家族の物語を通してその答えの断片が見える。ユーモラスだし、個人的にとても関心のある問題を描いているし最高の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
撮影方法が画期的な試みで驚いた。
観て考えてもらう為の想い・意図を感じた。
お母様の笑い方に、笑わないと
やってられないかのような、
傷の深さを感じた。。
理不尽な環境の中、
強くならざるを得な…
過去を演じる、そして生き直すことで向き合っていく母娘の姿を追った今作。濱口先生がフィクションでやったことが、現実ではこうも重みを帯びるのか。母から娘へ繰り返される負の連鎖。宗教しか逃げ場がないという…
>>続きを読むチェニジアに住むシングルマザーのオルファは、四人の娘のうち長女のゴフランと次女のラフマを失った。
二人は過激思想に染まり、隣国リビアに去りイスラム国に参加し、テロリストの妻となった。
「皮膚を売った…
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