自己満足点 57点
(やや短文感想)
「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」という好みの分かれるSFスリラー映画を手掛けたジョナサン・グレイザーが、ホロコーストを題材に描いた本作。
今まで観てきたホ…
歴史として振り返ると俯瞰的に考えられるのに、その場にいると日常になってしまい、結局みんな自分の都合で動いてしまうんだなと思った
焼却の効率を上げようとしたり、看守の奥さんが収容所の隣の官舎にこだわ…
音響賞は納得の一作。
これほどに音が意味を成して、作品の主題として浮かび上がってくるのかと。
母親が無神経すぎて「ババア、テメー」って溢れたけど、ナチス・ドイツの人種差別についても、アウシュヴィッ…
最初はセリフに紛れて聞こえてくる悲鳴や銃声にびっくりしてたのに、鑑賞してしばらく経つと何も思わなくなっている自分がいて怖かった。現代に生きる私たち第三者からみればこの家族の日常は異様だ、って思えるけ…
>>続きを読むとんでもなく恐ろしい映画を見た。
アウシュビッツ収容所の隣で幸せに過ごす家族。
塀の向こう側で鳴り響く渇いた銃声。
大人も赤ん坊も関係なく聞こえる叫び声。
夜中に煌々と燃え上がる炎とけたたましくあが…
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