ずっと観たかった作品“関心領域”寝起きで鑑賞…いやぁ、重たい、ずっしり気分が沈む内容でした
あふれる緑、青い空、瑞々しい川の流れ、そんな中でピクニックする家族、そんな彼らが住むのは強制収容所のお隣…
立ち上る煙。怒号、悲鳴、銃声。非日常の異物を背景に追いやり、自分たちの「楽園」を謳歌することだけに関心を向ける。
それでも黒い現実が家族の「関心領域」を踏み越えて迫ってくる川遊びのシーンが強烈でし…
周囲の評判がよくて観に行ってみました。
アウシュビッツ収容所の隣に住む家族のありふれた日常。
そのなんでもない日常が逆に恐怖をかもす…。
…という情報が事前に入りすぎちゃってて、
気づいた時に身の…
【聴 or 聞】
ナチもの、WWⅡもの、という点で我が家のお気に入り。さらには、米アカデミー賞の頃から、「音響」がすごいとの噂でもちきりで、「それって、どういう意味?」と、俄然、興味を持って鑑賞…
面白いかどうかと聞かれたら難しい。
少なくとも楽しくはない。
でもたまにある「嫌な気持ちを持ったまま映画館を出たい」時に見るなら丁度いい映画。
とにかく音響や視覚効果が不穏な気持ちを掻き立て、ただ家…
・収容所からの音や声が日常化している(無関心で居られる)恐ろしさを観る映画、なのか…?
・背景知識不足なのか想像力不足なのか、一貫して正直よくわからなかった
・特にヘンゲの行動とその色遣いについては…
全てが揃っている不自由がなく、時代背景を考えると寧ろ贅沢し過ぎな、家庭の中が物語の中心。
塀を隔てて数メートル先には、強制収容所があり、常に何かを掘削する音、怒鳴り散らかしていたりと、正直不快な音…
豪勢な邸宅での家族団欒。劇中で映される映像のほとんどがその屋敷での生活。一家は子宝にも恵まれ、雄大な山々と河川に囲まれ、子供が伸び伸びと健やかに育つにはあつらえ向きの環境と言える。ただ一つ、あまりに…
>>続きを読むホロコーストの映画は何度か鑑賞しているが、どれも地獄のような様子を少しでも描くことにより、それの残酷さがよく分かる。しかし、この作品は、映像にあるのは美しい花々や自然美、何人もの子ども達の様子。光の…
>>続きを読む2025/09/05
この映画はホロコースト映画の傑作と言っていいだろう。
そこにおぞましく見るに耐えない直接的な描写はない。ただ、音がし、煙が出て、夜になると異常な赤さを放つ。あえて直接的に描写…
© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.