面白すぎる。
最小単位の狭さで展開されるロミオとジュリエット。
何でもない2人の何でもない些細な掛け違いだけで、こんなにも豊かで心に響く物語になるのは、出来事とそれに対する心の変容を丁寧に積み上げて…
2021年の再見57本目。 初見から8年。
初見時感想はそのままですが、今回はその一番のキモをしっかりハッキリ覚えていたので、それ以外の件に目がゆったり行きました。
もちろん初見時も見ていたので…
加山雄三まつり開催中。
加山雄三って…素敵かも !と気付かされた一作。初見時、自分事のようで ラスト涙が止まらなかった
真顔が多くて、時々ほのかに笑ってみせる雄三。普通の青年ぽくみせながら 稀有…
それまでの移動シーンが宝物のように幸せだったので、銀山温泉での一連が辛過ぎて俺たちは何と戦ってるのか…この時代の恋愛映画はみんな型と戦い最終的には型にはまっていくが、それを端的に表しているかのように…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
わかりやすいストーリーで
とても観やすい映画だった
…が、ラストにびっくり!!
加山雄三の台詞回しが妙に軽口だったのが気になってたけど
もしかして本当はとてもショックを受けてて自殺…!?と考えると…
これはなんというか、凄まじく映画だ……全く無駄がなく、隙がない。言葉が出ない……!小津になくて、成瀬にあるものがここに詰まっているような気がする。
駅のホームで電車から向こうからやってくるシーン、飛…
“これは明日の朝まで、取っちゃダメよ”
【感想】
街に近代化の到来が告げられる冒頭から山奥の温泉街での衝撃的なラストまでの完璧な流れ。押し寄せる合理・調和の波がこれまで蓋をしていた軋み・乱れへの直…
NHKBS。
高峰秀子(戦争未亡人)に思いを寄せる加山雄三(義弟)、というあらすじだけでなんとなく観てみたら…
あら!こんなに面白いなんて!!
まず昭和30年台の街並み(静岡県清水の商店街)…