これはなんというか、凄まじく映画だ……全く無駄がなく、隙がない。言葉が出ない……!小津になくて、成瀬にあるものがここに詰まっているような気がする。
駅のホームで電車から向こうからやってくるシーン、飛…
“これは明日の朝まで、取っちゃダメよ”
【感想】
街に近代化の到来が告げられる冒頭から山奥の温泉街での衝撃的なラストまでの完璧な流れ。押し寄せる合理・調和の波がこれまで蓋をしていた軋み・乱れへの直…
NHKBS。
高峰秀子(戦争未亡人)に思いを寄せる加山雄三(義弟)、というあらすじだけでなんとなく観てみたら…
あら!こんなに面白いなんて!!
まず昭和30年台の街並み(静岡県清水の商店街)…
1964年の映画。高峰秀子という女優を初めて見たけど、包容力とエロティックさがあって役柄にピッタリ。草笛光子と白川由美は年取ってイヤミな姑役を演じることが多かったが、若い頃から似たような役柄だったの…
>>続きを読む戦争未亡人、礼子役の高峰秀子と、彼女を慕う義弟、幸司役の加山雄三。
映画の始まりは、意外なシーンで、これが礼子が切り盛りする酒屋の置かれた状況を暗示する。観ているシーンの「引っかかり」が次のシーン…
祖父母が当時30歳位の時の映画。自分も30近くになって、祖父母が自分と同年代だった時の日々を想像した。
それから高峰秀子さんの美しさと演技に引き込まれた。ラストシーンが忘れられない。『めし』以来だ…
成瀬監督が描く、市井の人々の恋愛模様。
スーパーマーケットが出来始めたことによる小売店の苦労という時事的要素を組み合わせながらも高峰秀子さんと加山雄三さんの小気味いい会話でストーリーが進んでいくし、…
戦後の日本、戦死した夫の世帯に残り仕事に家庭に奮闘する残された妻の生きる姿を描いた傑作。
今の時代に観てもとても面白い作品だと思いますし、特に後半の展開はさらに尻上がりに引き込まれていきました。
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