成瀬巳喜男監督作品
未亡人と義弟の許されない愛を描く
観るもの全てを打ちのめし、まさに乱れさせてくる傑作
凄すぎる
心地よいテンポのカット割り、効果的な光と影の使い方
小難しさもなく、生々しい…
退屈することなく引き込まれて観ました。
加山雄三のカッコ良さ、高峰秀子のチャッチャと働く姿、昭和の風景、三益愛子(母)の頼りなさ、小姑の意地悪な感じ…。
高峰秀子は加山雄三に告白された時からどん…
私の母親は6人兄弟の長女として産まれた。当時としてはあまり珍しくもなかったようで、5男、6男については、なかば育児放棄状態だったばあちゃんの代わりに、「自分が育てた」と生前語っていたのを今でもよく覚…
>>続きを読む1964年の映画。高峰秀子という女優を初めて見たけど、包容力とエロティックさがあって役柄にピッタリ。草笛光子と白川由美は年取ってイヤミな姑役を演じることが多かったが、若い頃から似たような役柄だったの…
>>続きを読む先週「放浪記」を見た流れで本作もBSで見たんですけどね、ココ読んでる方々はもう視聴済とみなしてネタバレで書きますけどね、
いやーあの後、高峰三枝子はどうするんでしょうか?
「お連れさんが崖から…」…
戦争未亡人、礼子役の高峰秀子と、彼女を慕う義弟、幸司役の加山雄三。
映画の始まりは、意外なシーンで、これが礼子が切り盛りする酒屋の置かれた状況を暗示する。観ているシーンの「引っかかり」が次のシーン…
義姉礼子を好きになった歳の離れた義弟幸司。四人兄妹の末っ子でほぼ戦後を気ままに生きてきた幸司を演じる加山雄三が嫌味なくいい。
高峰秀子演じる礼子は戦争で夫を失い、店をバラックから大きくしてきた苦労人…