(別媒体から感想を転記)
2024/02/10
ビクトル・エリセ、まさかまさかの31年ぶり長編を観てきた。失踪に記憶喪失も絡む私的にはワクワクしない筋書きなうえ、劇中の映画による奇跡はこそばゆい感…
エリセ監督の作品は今作が初鑑賞。
なんかもう本当にごめんなさい。一つ一つが丁寧に描かれ過ぎててめちゃくちゃ長く感じてしまった。
映画知識に乏しい身としてはもう少し早くフリオ発見に至ってほしかったとい…
数年前にマルメロ、去年にミツバチ、本作の鑑賞数時間前にエルスールを鑑賞。
エリセの不在を感じるいとまは無かったにも関わらず、再会の嬉しさと新鮮な展開を楽しむ終始幸福な時間だった。
カウリスマキもだけ…
記憶というのは、視覚や聴覚単独ではなくて、共感覚的に記録されるものらしい。例えば雨の日は、湿気や匂いや音に手触りなどが一緒くたに残る。
この映画で、写真では蘇らなかった記憶が映像だと揺り動かされるの…
余命いくばくもない「悲しみの王」と呼ばれる男が、最後に自分の娘に会いたいと切望し、ひとりの男に捜索を依頼する。
男は上海で撮られた娘の写真を手にし、屋敷を出ていく。
と、実はこれは未完成に終わった映…
大好きな「エル・スール」と、新作の「瞳をとじて」を続けて鑑賞。大学の図書館で出会ったエルスールのDVDを初めて観てから約10年。漸くスクリーンで観られることが本当に幸せだと思った。
一緒に並んでいた…
アナちゃんが大人になって登場&『ミツバチのささやき』と同じセリフを言うシーンがあってわくわくした!
メインの登場人物が脚本家のため、作品内で映画の上映シーンがある。それと、台本読みに対して「電話帳を…
人はどういうときに目を閉じるのだろう。眠りにつくときも死ぬときもそうだが、そういった人間の生物としての機能においてだけではないだろう。思考を巡らせるとき、何かに思いを馳せるとき、何かを思い出そうとす…
>>続きを読む© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.