実際の事件のことはよく知らないし、登場人物の設定などがどれくらいフィクションを盛り込んでいるのではわからないが、途中の宮沢りえと磯村勇斗との問答には、ハッとさせられるものも多く、いつの間にか鏡合わせ…
>>続きを読む重く、深い作品でした。
誰しもが思っている決して肯定できない事実。
この作品のキーワードは現実や嘘。
綺麗事だけでは済まされない。言葉ひとつひとつが突き刺さって脳内から離れない。
オダギリジョー演じ…
事件が起こった当時、本当に言葉が出なくてショックだった。事件の内容じゃなくて犯人の言うことがよくわかってしまったし、合理的だとも思ってしまったし、かわいそうだとも思ったから。
作品にしようと思った監…
自分のなかにある脆い左派的イデオロギーが、すべて剥ぎ取られてしまったように感じた。
特に洋子とさとくんの口論のシーン。僕は洋子に同意だし、それでいるべきだと思うけど、さとくんの優生思想は簡単には倒れ…
終わってからの映画館の空気の異様さ、観ている皆んなに突きつけられてるような雰囲気で初めての感覚だった
ひとって、こころって、いのちって何なのかを考えるきっかけになると思った
優生思想は大学の頃講…
すごく考えさせられた作品。
実際にあった障害者施設殺傷事件がモチーフ。当時ニュースを見て衝撃を受けた事件であり犯行に至った犯人(通称さとくん)がなぜこのような経緯に至ったのか。障害者のあり方、社会の…
予備知識はほとんどないが、重度の障がい者入所施設で実際に起こった陰惨な事件をベースに描かれた作品。元有名作家の堂島と、絵が好きな青年さとくんの対話のシーンは、観る者一人ひとりに、「あなたの答えは何か…
>>続きを読むオススメで紹介されたけど、上映ギリギリのタイミングで鑑賞。
ずっと暗く重い。
テーマもさながら登場人物の思考も重く暗い。
生きるとか死ぬとか。殺すとか殺されるとか。
人か人間かヒトかなんな…
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