備忘録&感想
★監督・脚本:石井裕也
★原作:辺見 庸・小説『 月』
◎2016年、神奈川の重度障害者施設「津久井やまゆり園」で実際に起きた【相模原障害者殺傷事件】(19人死亡・27人負傷)がモ…
失意のまま、作家としての活動をやめた堂島洋子(宮沢りえ)が、重度障害者施設で働き始め、そこで、若い職員の“さとくん”(磯村勇斗)に出会うが、彼が大変なことを…、という話。
さとくんの凶行は…
原作未読です。メガホンを取ったのは「舟を編む」の石井裕也監督。いやー描き切りましたね。グサリと刺さりました。というか鬱三部作(「ミッシング」「あんのこと」と本作)ぶっ続けで観ちゃいました(;_;)予…
>>続きを読む《心があるか、ないか》
◎79点
実際の障害者殺傷事件を題材に、2017年に発表された辺見庸の小説「月」が原作。
原作未読。
監督・脚本: 石井裕也。
深い森の奥にある重度障害者施設。静かな環…
辺見庸さん原作の障害者施設での殺傷事件を題材とした映画
題材が題材だけに重い映画だろうと思い観るのを迷いましたが、観てよかったです
たしかに重い映画でしたが、
いままでちゃんと考えていなかった事…
あぁいう、の境界線。
果たして私は、同じではない。と言い切れるんだろうか。
当たり前にみんな何かを隠していて、過去にぶち当たった現実が与えてしまった影響や本音を露呈させていく。知るほどに、瞳の奥…
冒頭の施設の障害者たちは本物に見えたが、映画出演の許諾を取れたのかどうか気になる。
相模原障害者施設殺傷事件が元になっている。
心がなければ人ではないのか?
ともすれば、犯人に共感しそうになる怖い映…
題材が題材なだけに、過度な編集や演出を控えた
「素材そのまま」のストーリー!
故に大きな抑揚をあまり感じず、
ひたすらにズーンと重い緊迫感が続く映画でした。
個人的に1番怖かったのは二階堂ふみさ…
2023年81本目。
[作品情報と鑑賞前の私見]
2016年の「相模原障害者施設殺傷事件」をもとにした辺見庸の同名小説を原作に、
"夜空はいつでも最高密度の青色だ"、"茜色に焼かれる"の石井裕也監督…
(C)2023『⽉』製作委員会