移動する記憶装置展の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『移動する記憶装置展』に投稿された感想・評価

PFFアワード2023Eプログラムにて

かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語。
場所に宿る記憶という考え方、とても良いよね。
商店街、団地の記憶。どんな場所であれ生活史には価値があるなと感じる。
人の記憶が別の人を媒介にして伝達される

記憶を記録して、記録を録画する。
小さな記憶が集まり、団地になる。

他人として他人を語る事で自分のフィルターを通すから、自分に何かが残る。
他人と自分の境界線の曖昧さが面白い!

場所に宿る記憶っ…

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2024/07/20 神戸映画資料館
記憶を記録して
記録を録画して
その誰かの記憶が
自分のフィルターを通して出る時
自分の中にも残るものがある か
3.8
いかに劇的なるものを排してフィクションたりえるかについての挑戦

『上飯田の話』に次ぐ上飯田ムービー。そろそろ上飯田が身近な存在にすら見えてきたところすらある。とにかく切り返さないので、手前でウロウロする役者3人より、場所が主体性をもって浮かび上がってくる感覚すら…

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