市子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『市子』に投稿された感想・評価

題:イマイチ子
製作:2023年、日本、ハピネット配給
監督・脚本:戸田彬弘
原作:戯曲「川辺市子のために」
出演:杉咲花、若葉竜也

インディーズ系の映画館で上映されていたのを憶えている。
市子と…

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無戸籍者は現在一万人くらいの方がいるということだったが、映画でその現状を、ほんの一部だと思うが教えてもらえた作品。

映画はこのように、つらい現実を客観的ではなく、身近に感じてもらいやすくなるという…

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3.3

法律とシステムによって「アイデンティティ」を強要される現代社会。
果たして”市子”という存在は一体何を表しているのか?

僕のなかで童謡「にじ」はトラウマソングと化しました。

ここ2~3年の邦画は…

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ゆき
4.2

ただの恋人

幸せな時間もあったんです。それだから存在を0にするにする必要も発生する。
彼女との過去の回想シーンは汗ばむ夏ばかり。証言を繋げながら、1人の女性の人生を追う125分。

一定のトーンで…

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3.8

失踪した婚約者の過去を辿る旅。

なんともやるせない。
「おかえり」って言える場所と人がいることが、
幸せってことなんだろうと思う。

市子はなかなか大変な役柄ですが、
杉咲花は、どの年代のシー…

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3年間同棲していた彼氏からのプロポーズを受けた翌日、川辺市子は忽然と姿を消し。。行方を捜す、彼氏の行動によって暴かれていく真相は、本当に悲しい

確かに幸せな時もあったが、気が付けば崩壊。それからは…

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「#市子」1枚の書類なのに人間の価値を変えてしまうなんて婚姻制度の基本が間違っているんじゃないの?
https://t.co/6Q6TBB5fV4




認めてしまうことで、生きること。
〈自分自身が何なのか〉を問う話ではなくて〈そう生きることが何なのか〉を問う話題だと思いました。

恐らく出生問題が絡んでいるであろうこの映画は、生きれば生きる…

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トモ
4.6

突然彼の前から姿を消した川辺市子。何が起きたのかもわからぬままその行方を辿るうちに「市子」という人物と壮絶な過去と真実を知ることになる

時に巧妙に時間を行き来しながら、関わってきた人物を目まぐるし…

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3.8

人の存在はなにをもって証明できるのか。

婚約者の長谷川はプロポーズした翌日に失踪した恋人の市子を探す。
その過程で、家族のこと、年齢、故郷など市子について知らなかった過去を知っていく。

市子はな…

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