三隅研次監督作品 市川雷蔵主演
剣道部主将を務める好青年の闇…剣の世界しか見ない男と周囲の衝突を描く
三島由紀夫の小説を読んだ雷蔵さんがすぐ映画化に動いたという今作!
厳しい主将と部員達の衝突をこ…
始まりから終わりまで三島由紀夫。
剣、男、汗、海、死。登場するモチーフが全て三島すぎる。楽しかった。
純粋であり忠義の心を持つ国分。彼にとって剣が全てであり、誘惑には絶対揺るがない。単純であるが堅…
このレビューはネタバレを含みます
堅物の剣道部キャプテンが自分の正しさを示そうする話。
市川雷蔵がかっこよくて面白かったが、話としてはどうかと思う。
死んでしまっては、雷蔵に着いてきた後輩は報われないだろう。
それともみんなが海…
主将に対する部員たちの並びはまさしく将軍と家来の構図に他ならず、今作は現代劇だがそういう厳粛さは損なわれていない。罰として正座をさせられる川津祐介の背後で数多の足が蠢くショットは、彼の怒りが立ち昇る…
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日本一を狙う有力大学の剣道部で主将を努める厳格で真面目で一途な生き方を画く物語。三島由紀夫の映画だと思う。とても面白かった。
夏季合宿を含め、私自身の大学の体育会での経験を思い出さずにはいられなか…
素朴で単純な事を求める。それを理解出来ない周りの仲間達。こうも難しいものであろうか?
長年、芝居の寺子屋塾や空手の道場をやっている自分には痛いほどわかる。
それを成し遂げるまでの覚悟がやはり、欠…