【偽りの救済という形の団円】
『町田そのこ』の小説は
既刊十一冊のうち七冊を読了。
自分にしては高比率も
一冊を除けばタイトルを見るだけで
「ああ、こ~ゆ~内容だったよね」と
想起が可能。
そ…
試写会に、参加いたしました🐳
深い苦しみの中で、
届いているようで、届いていない
届いていないようで、届いている声
誰しも、苦しみの声を受け入れてもらえる
場所がある
そう思いました
それだけの、…
52ヘルツのクジラの声は誰にも届かない。
みんな誰かに助けを求めているけれど、
その声はなかなか届かない
だけど、助けの違いはあれど
孤独な人たちが寄り添って
今ある現状を打破していく姿は
見ていて…
開始すぐ、主人公が自分の経験から他者をケアしようとする姿に泣ける。
進むにつれ、どんどんケアの繋がりが増えていき、ケアで溢れていく。
なにかを失った時、自分の存在がよく分からなくなる。そんな時に…
もう、ずっとどの人の演技もすごいな…
そして辛い。自分らしく自分を大切に生きることの難しさ、大人数の選択から外れてしまう時の疎外感
せめて、死なないでほしかった、せめて、でもそれは生きてる側のエゴと…
原作読了。
公開時にトランス男性を含む性的マイノリティの描き方やICについて等の鼎談、監修の若林さんの記事を読んでいたので、原作を読了したタイミングで映画も。
映画脚本はアンさんがトランス男性である…
「 52ヘルツのクジラたち」 製作委員会