靴みがきの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『靴みがき』に投稿された感想・評価

3.5
ラストシーンのロケーションと馬が去っていくショットが印象に残った。時代に翻弄される子供がジワジワ悪意に蝕まれていく様を淡々と描く。
フィルムに直接刻まれた字幕で見たの初めてだったから新鮮だった。
すれ違いでこんなにも親友が不幸になるなんて
戦後の闇バイトに涙
結末が悲し過ぎる。子供達がみんな可愛かった。
3.9
本当に救いのない物語であろうか?
この映画に込められた思いは強い。
素晴らしい映画だと思う。
辛い…想像以上に救いがなかった。

ネオレアリズモ作品は続けて鑑賞できないな…
ノノ
4.0
デシーカは貧困層にいる子どもたちを容赦なく描く。汚らしい牢獄の中で光にてらされる少年たちの綺麗な顔、燃え上がるフィルム…構図が美しい。靴みがきシーンは10秒くらいしかなかった。
vivo
4.0

拗れた友情が生む悲劇が哀しい。大人たちの怠惰によって存在している不安定な社会において、いつも最初の犠牲者になるのは、限定的な知恵と力しか持たない純粋な子供たち。そんな、誰もが認識しつつ手をこまねいて…

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3.5

戦後イタリア。
少年2人は靴磨きや雑用などして貯金していた。2人は共通の夢である馬の購入を達成したが、冤罪で捕まってしまう。
少年院で2人は数奇なすれ違いから仲違いしてしまう…。

デ・シーカの初期…

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名匠デ・シーカの「自転車泥棒」に先立つ。イタリア・ネオリアリズモの代表的作品。原作脚本は チェザーレ・ザヴァッティーニ。デ・シーカとの最初のコンビ作で、以後デ・シーカ作品に欠かせない共働関係となる。

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