男女論についての映画かと思いきや映画についての映画の色も強く、その時点でやや面食らいました。
本作でゴダールはオデュッセイアを鏡に、「神話≒映画」でさえも中身は資本や機材が回す「装置」に囲まれてい…
「軽蔑してる」って鋭い言葉やな。
軽蔑されてる理由も分からんなら愛がなくなっても仕方ないやんってカミーユの気持ちはよくわかる。それにポールの言動が場当たり的で都合よくカミーユに寄り添うような態度を…
このレビューはネタバレを含みます
観ました。
人生初ゴダールを映画館で観れる奇跡!
60年前って凄い。
ヌーヴェルヴァーグの定義もきちんとわかってないけど、めちゃ堪能!
この色合い、自然や造形物の見せ方、掴みどころのない会話、す…
圧倒的な地中海の陽光とテクニカラーによる美と色彩。
アルベルト・モラヴィアの小説を原作とするが、ゴダール本人の人生やその時々の感情を反映したとても個人的な自分語りの作品であると感じた。
フリッツ・ラ…
カラーだから色味も映えるし景色も格別。
やっぱりフランス映画はファッショナブルで、それによく喋る。
なかでも本作は特に、
メタファーと、会話の飛び方と、言語の織り交ぜと、…かなり複雑だからこそ難解だ…
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