何も起こらない映画。ブリュッセル近郊のちょっとあくせくした風景に対比するような森の風景。そこで苔学者と出稼ぎ労働者の遭遇。シュテファンにとって彼の作るスープはブリュッセルに住む同じルーマニア出身者へ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
名前のない世界…
冒頭から意図的に強調される緑、緑、緑。そして主人公のシュテファンは、自分の部屋からビルが建ち並ぶ景色を見て、まるでタイトル回収をするかのように「ここは自分の部屋だ」と呟きます。
…
カラフルなスープが、緑色のスープになるまで。
不眠症の男と、スポットの当たらない苔学者。
偶然の出会いから、各々新しい趣を感じる探索。
たまにはささやかなことにも目を向け、楽しさを感じなきゃなっ…
Here
大阪十三にある映画館シアターセブンにて鑑賞2024年5月2日(木)
ベルギーの首都ブリュッセルの高層ビルの工事現場で働くシュテファン(シュテファン・ゴタ)、働く人の多くは移民でさまざまな…
バス・ドゥヴォス監督作品①
まるでポエムのような作品。鳥のさえずり、風に揺れる草の音、森の中の木々と深い深い緑…。どうやらこの監督は人を癒すことが好きらしい。繊細で美しいその映像は観る者を魅了する…
ベルギーの監督が描いた何気ない日常映像
いい意味でも悪い意味でも日常を描いた作品。
悪い見方をすると、男性と女性が出会って何もないまま別れる退屈な話。
良い見方をすると、そんな何気ない日常を繊細に…
ヴァカンスを機にルーマニアへ帰国するか悩んでいる建設労働者シュテファン(Stefan Gota)の、出発までの日常を描く。
時間や場所によって彩度も明度も異なる木々や苔の緑色🟢の美しいこと! 葉が…
©︎ Quetzalcoatl