恋恋風塵(れんれんふうじん)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『恋恋風塵(れんれんふうじん)』に投稿された感想・評価

ろ
4.1


小さい丸がどんどん迫って来て、
ここがトンネルの中だったことを知る。

真っ暗なトンネルを抜けると一面のミドリ。
新緑の青さが目にしみる。
木々が風にそよぎ、遠くの山々を、雲を眺める・・・。

こ…

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Juzo
4.4

映画の中では時間があっという間に流れていくけど、その中で描かれているのは、ほんの数年の若者の心の揺れ。でもそれだけで、人生の重みって伝わるんだなと思わされた。
ワンが最後に村に戻って、畑を見つめてい…

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otosaw
-

『冬冬の夏休み』がとても良かったホウ・シャオシェン監督作を続けて。

登場人物みな悪気がないまま、現実の苦みがゆったりと積み重なってゆき、誇張のないリアリティが滲み出す様が独特。主人公のおじいちゃん…

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mmii
3.9
くまもと映画祭での菊陽町図書館ホールにて
呉念眞の体験を基にした脚本を、侯孝賢が監督した、代表作の1本。少年と少女の出会いが、貧しさや兵役で別れなければならない辛い青春。侯孝賢ならではの瑞々しい感性で描いた秀作。
シャンテシネにて

今度「好きな四字熟語」を聞かれたらこれにしよう。

「お薬のめたね」みたいなムッチリフォントが消えてから、暗転をそのままトンネルの暗闇へと流用する冒頭のシークエンス。
「国境の長いトンネルを抜けると…

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爆竹で見送るお爺さん
4.0

ホウシャオシェン監督作品の中でもかなりの完成度を誇る…のは分かるんだが、イマイチハマり切らなかった。理由はよく分からない。しかし冒頭の電車からスクリーンまでの一連のシーケンスで非凡な作品であることは…

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4.1

幼なじみとの淡い恋心が切ない純愛なラブストーリー。この繊細な雰囲気を成立させているのが、辛樹芬(シン・シューフェン)です。素朴でありながらどこか儚げな存在感が魅力的。早々に女優を引退してしまったので…

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6,7年前にどこかのサブスクで観て、それっきりサブスクからは消えてBlu-rayも廃盤になってた映画。今回(わざわざ特典を抜いて)再発売されたので購入。

序盤、村の中で働いているのは高齢の人ばかり…

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