台湾のどこか牧歌的で、素朴な風景がよく描かれていて、それだけでもこの映画を見た甲斐があったなと思わせてくれる。台湾の風景は、日本の昔の田園風景を思い出させてくれる。本当に最初のトンネルから入る部分と…
>>続きを読む非常にスリリング。断絶された各々の土地にその都度閉じ込められているかのような束縛感。都会に出ても閉塞感が緩和されることはなくむしろ閉じられに向かう。最後は義務としての兵役を経て、漸く彼の青春が終わり…
>>続きを読む炭鉱の村、仇份出身の幼馴染との苦いラブストーリー。働くために台北都市へ出た二人は生活に翻弄されるも、逞しく生きていく。家族とも恋人も言えない親密な距離感の二人は、お互いの関係を決めず徒に時間を過ごし…
>>続きを読む1960年代の台北、九分が舞台と言うだけでたまらん。制作されたのは1987年らしいから当時の古い建物とか残ってる所でロケをしたのかしら。
内容としては切なかったですね。
男はアホやから女に待つと…
2014年のリマスタ版のレンタルDVDにて。
十分駅や台北駅が、やけに古い。1987年の台湾って、実際こんな感じだったのかな。まだ活版印刷やってるし。
映画館の作品看板を描く部屋や、屋外に幕を張って…
山あいの町に流れるゆったりとした時間。炭鉱の響きや列車の通過が生活の背景となり、日常の一部として息づいている。
その中で描かれる若者たちの小さな選択や揺れる心。大きな事件ではなく、静かな出来事の積み…
©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987