普通人也可以当主角
特別と普通の狭間で故人を多面的に受け止めながら、役目は何か、自分の気持ちが向かうのはどこか問い続ける物語。
テンプレートでは収まらない他人の人生。
別れを起点とした弔辞の代筆と…
会ったことがない・今後も会うことはない人へ言葉を紡ぐ人。自分が作り出す世界よりも更新されることがない世界を言葉にする。どれだけ愛や感謝を述べても讃えても届かない言葉たちを作り上げる。
主人公の物静か…
好きですとても
予告とポスター見て想像していたものとは違ったんだけど、それはそれでよかった
全体の台詞に棘がないというか、すっと入ってくる
主人公ウェンの佇まいと控えめな雰囲気と、人との接し方…
「人の世の煙と火」
温かい気持ちになり、気負わず誠実に生きていたいと思える穏やかな再生の物語。
エンドロールでの猫のエピソードもほっこりする。
原題『不虚此行』は「この旅は無駄ではなかった」という意…
綴ろうにも
言葉が足りない
辺りを捜すも
どれも似たものばかり
これだという
ただ一つ
それだけでいいのに
そんな旅を続けている
どんな物語になる
誰も知らない
世界を造る
色んなパーツを
巧み…
とても綺麗な映画だった
美しいショットばっかり
主人公に過去何があったのか、とか
何を考えていてどうしたいのか、とか
そういうことをそのままストレートに描くのではなく、周りの人達の話から読み取って…
2025年5月6日 京都シネマで鑑賞
フー・ゴー(『鵞鳥湖の夜』)、ウー・レイ(『西湖畔に生きる』)が出演、ジャ・ジャンクーの推薦文もあり鑑賞。
全体的に丁寧で、トーンの低い映像も好みだった。
…
7/22山形フォーラムで「来し方 行く末」を観てきました。
なんとも不思議な映画でした。葬儀場で弔辞の代筆を行なっている主人公の周りでの出来事が緩やかに静かに流れていき、人生や生や死についてゆっく…
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