杭州・西湖のほとりの茶畑で生計を立てる母と、
10年前に出ていった父を探したながら、
就職して生活を支えようとする息子。
緑がまぶしい舞台で温かい家族の物語が、
繰り広げられるかと思いきや驚愕の展開…
山水映画2作目らしい。
冒頭五分くらいの茶畑を映す長回しはほんとに凄かった。カメラが天に上がってねじれながらまるで巻物のように展開されてた。
前半20分と後半20分はほんとにがめんにでてける景観全て…
ロングショットよりも更にカメラを引いて背景の大自然を強調したエスタブリッシュショットと画面を横にパンする事で、山水絵巻を映画に落とし込もうとした前作『春江水暖』の次作に当たる今作
前作の人の営みをも…
これは好みの映画だ
考える余白があるというか、あの描き方はこういう意図で、こういう意味があってみたいなものを自分なりに咀嚼して、一つの作品として完成するような感覚🤚🏻
起承転結も明白で引き込まれるし…
名画座2本立ての2本目。
茶畑で夜中に違法ビジネスするのかと思ってたら、茶畑を去った後にマルチ商法にハマってしまう話だった 笑
山の緑が本当に綺麗で、Hereを思い出させた。
マルチ商法のところで…
このレビューはネタバレを含みます
・1作目から連続で観たのでかなり面白かった。
・「春江水暖」が生きること自体を肯定する映画だとしたら、本作はどう生きるか?を描いた映画だと感じた。
・ラストの解釈は難しいが、個人的には遠藤周作の「沈…
山水映画とだけあり、まるで水墨画を見ているかの様な映像。それと同時に、誰でも持ちうる人間の脆さと愛情の飢えを描く。
吳磊は言葉を無くしても、絶望や切なさ無力感を細かな表情で演じるあたりが、彼の真骨頂…
©Hangzhou Enlightenment Films Co., Ltd.