度重なる耐え難い人権侵害に本当に胸が痛くて。苦しくて悔しかった。出血の止まらない傷よりも、精神的な苦痛がじりじりと伝わった。
観終わって調べて、映画に携わったイラン出身スタッフは現在亡命していると知…
イスラエルを国家と認めないイランは、スポーツの世界大会で「イスラエルと対戦することは国家承認に繋がる」として避けている。絶好調で勝ち進む柔道イラン代表レイラは、途中で棄権しろと家族を人質に国から迫ら…
>>続きを読む政治的スポーツスリラー
国際問題っていよいよ面倒だ
スポーツの世界大会って、国同士の交流とかフェアな精神ってのが大事なんだろうよ
何にも縛られずに純粋に個々の対決をするはずなのに、いつしか見えない権…
実話に基づくし製作過程や座組も驚きなのだが、まず驚くべきはまるでその場にいるかのような緊迫感である。彼女たちが変身/変心する場面に爽快さはなく、悲壮感だけが突き抜けていく。
端的に描かれるイランのア…
2025年175本目
イランの柔道選手サイード・モラエイが、2019年の世界選手権でイスラエル選手との対戦を避けるために棄権を命じられたという実話をベースに作られた映画。
素晴らしかった…。
イラン…
このレビューはネタバレを含みます
ジョージア・トビリシで開催される女子世界柔道選手権に出場したイラン代表のレイラ・ホセイニは、金メダルを目前に控えた試合で、イスラエル選手との対戦を避けるようイラン政府から棄権を命じられる。従わなけれ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
白と黒の映像の中に、国家という巨大な影が伸びている。物語の舞台はジョージア・トビリシ。イラン代表の柔道選手レイラ・ホセイニは、世界選手権で金メダルを狙っていた。彼女を指導するコーチ、マリヤム・ガンバ…
>>続きを読む所謂イスラエル・ボイコットを理由に棄権を強いられたイラン人柔道選手の決断を描く。
勘違いされがちですがイスラエル選手に負けることが恥なのではなく、イスラエル選手と戦うということはイスラエルを国家とし…
“国民は道具。”
»イスラエル選手との対戦を避けるためイラン政府から棄権を強要され、人生最大の決断を迫られる女子柔道選手とコーチの葛藤を映し出す。
これはタイトルが気になりまくっての鑑賞でしたが…
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