このレビューはネタバレを含みます
柔道×イラン×ミステリー×モノクロという異色作。
試合以外も緊張が張り詰める。
コーチが覚悟を決めて主人公を応援するシーン、思わず目頭が熱くなり、一緒になって応援してしまった。
だからこそ、主…
2023年107本目(劇場92本目)
柔道映画というだけでもフレッシュだが、そこに加えてイラン・イスラエルのパレスチナ問題を絡めた社会派(こっちがメイン)。
ロッキー同様、試合の勝ち負けを重視では…
映画『タタミ』
ジョージア/アメリカ
『聖地には蜘蛛が巣を張る』の女優ザル・アミールとイスラエルのガイ・ナッティヴが共同監督。
イスラエルを国と認めないイラン。主人公のレスリング選手は、イスラエ…
東京国際映画祭2023 コンペティション部門にて。
柔道×イラン映画(ジョージア映画?)というだけで、面白そうな予感の上、モノクロ映画としてのルックスも◎。冒頭のヒップホップ的な音楽からも一味違っ…
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
イランとイスラエルの作り手が共同監督としてタッグを組んだ、非常に意欲的な作品。
モノクロのソリッドな映像で、ヒリヒリとした物語が進んでいく感じが好きでした…
部外者視点で見ると、家族や友人を犠牲にしてまで試合を続けようとする主人公に共感できない、となってしまいそうでもったいない気がした。上映後のトークショーで、制作スタッフの多くが家族や友人を故郷において…
>>続きを読むイスラエル選手がほとんど画面に現れないことの記号性や、同時代の特定の出来事を契機にした物語をモノクロ撮影で収めてしまう表象性には、どうも首を傾げてしまう。
といいつつ、政治的な主張と娯楽性を大いに同…
【極限状態での柔道】
第36回東京国際映画祭コンペティション部門に『SKIN』監督×『聖地には蜘蛛が巣を張る』俳優共作が出品された。ここ数年は、洞窟さん主催のみんなの星評に参加する。Twitter民…
©Juda Khatia Psuturi