ドイツの新鋭監督イルケル・チャタクの長編4作目で、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞はじめ5部門を受賞。第96回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされたという話題作。
『あり…
邦題は「教室」がタイトルになってるけど、原題も英題も「職員室」がタイトルなのが少し違和感。
確かに主人公と生徒たちの関係性も物語の中では大事な要素だけど、事件の発端は職員室で、教員たち同士や子どもの…
「1」と「0.999」の違いは?
中学生に証明求める教師カーラ
悪い先生には見えないし、一生懸命なのも伝わってくるけど、違和感が。
徐々に学級崩壊が進み、自分では解決出来ない事態になるけど、最後…
カーラは、おかしくはない
基本線は概ね合っているし、いい先生だと思う
けど所々違うところもある
最も問題なのは校長と同僚が間違った生徒指導を行い、同僚であるカーラに協力する素振りがないところだと思う…
社会的テーマを扱った、太い芯とリアリテイのある寓話だ。
画面サイズは最初から最後まで正方形にやや近いスタンダードで、その限定されたサイズの中で〖学校〗という小さな世界(≒現実社会の縮図)において…
© if… Productions/ZDF/arte MMXXII