戦後間もない昭和20年(1950年)頃の女性の生き方、新旧の価値観を描いた作品。
⚫︎ストーリー
1947年の新憲法施行により廃止された家制度(個人より家を重視する、家長が絶対的権限を持つ法律)が…
『放浪記』では親子を演じた田中絹代と高峰秀子が、今回は姉妹役で共演。
舌ぺろぺろ、くちびるパッパ、オレサマの一人芝居…高峰女士の愛らしさが全編にわたって炸裂している。輪郭、おでこ、ほっぺた、目、唇—…
・軸となる節子。攻めの強さはないが、守りの強さがある。年の離れた姉妹に見えたが何歳の設定なのだろう。落ち着いて見える節子だが、たまに(田代と話すときとか)には少女のようなみずみずしさがある。印象的な…
>>続きを読む自分でも驚くほど、オープニングから映像に見入ってしまいました。
そのわけは、ひとつ目に、戦後間もないのですが、家具店、バーなどの設定があるため、とてもおしゃれ。モノクロならではの持つ魅力。風景の切…
「午前十時の映画祭14」で面白かった順位:6/7
ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
映画館で観たい:★★★☆☆
「午前…
しゃべり方を真似したくなる。なぜかわからないけど強烈に魅力的。
これから一人称‘マリコ’にしようか…🤔
何が正しいか、この先どうなるかもわからないし、自分の好きなようにしていいと言われても難し…
●午前十時の映画祭14にて鑑賞。
●監督・小津安二郎、脚本・野田高梧&小津安二郎、原作・大佛次郎
●タイトル『宗方姉妹』の読み、『ムナカタシマイ』だと思ってたら『ムネカタキョウダイ』だった。…
価値観の対比が衣装などに表現されていてわかりやすく楽しめた。
姉の夫は所謂トキシック・マスキュラリティーに悩まされていて惨めで、おそらく嘘だと思われることを妻の元カレに言わなければならないほど追い詰…
©1950 東宝