午前十時の映画祭14で。
そういえば田中絹代の芝居を初めて見たなぁとか、小津映画でカメラがレール移動するのに初めて気がついたりなどなど色々発見はあったのだけれど
何より高峰秀子がカワイイ。
おきゃ…
戦後間もない昭和20年(1950年)頃の女性の生き方、新旧の価値観を描いた作品。
⚫︎ストーリー
1947年の新憲法施行により廃止された家制度(個人より家を重視する、家長が絶対的権限を持つ法律)が…
『放浪記』では親子を演じた田中絹代と高峰秀子が、今回は姉妹役で共演。
舌ぺろぺろ、くちびるパッパ、オレサマの一人芝居…高峰女士の愛らしさが全編にわたって炸裂している。輪郭、おでこ、ほっぺた、目、唇—…
時間差レビュー。
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お寺の全景カットでカメラが動く。
小津安二郎には珍しい。
BAR ACACIA
まりちゃんが働く店?
バーテンダーが
たぶんジョニ黒水割りを作って出す
節子の夫がモ…
やるせねぇ…!
田中絹代がなかなかエゴむき出しにしてまで幸せを掴みきれない昭和スタイルのザ・長女を瞳の奥まで好演していた!
高峰秀子おてんばっ子かんわいい!
加山雄三のお父さんめちゃくちゃイケメン…
2024.6.22 午前十時の映画祭より 67本目
ばりばり積極的な高峰秀子のデコピンしたくなるようなおでことキュートな役回りにキュンキュンなりました。ひとり(よがり笑)芝居といい、粋なセリフの応酬…
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