シリーズ第6作。途中までは退屈なんですよ。シリーズを重ねてマンネリ傾向が強まり、先の展開が読めちゃうんですよね。
ところが、クライマックスが異様に盛り上がるのです。
まず舞台が浅草の凌雲閣という…
叙情とテクニック。
繰り返される二人の道行。大勢の心持ちを一画面で読み取らせる長回し。鏡と窓とカット割。ローアングルでとらえる芝居は客席からの目線。
血が流れても、お竜さんの顔はけがれず白く美しいま…
女侠客の活躍を描いた任侠ドラマ。
緋牡丹博徒シリーズ第6弾。
加藤泰が監督と脚本を務め、藤純子が主演、山岸映子、若山富三郎、嵐寛寿郎、菅原文太、安部徹、山城新伍らが共演。
九州人吉で組を構…
【2025.5.30再鑑賞】
やはりシリーズ最高傑作と言われるだけある。加藤泰監督、どこを切っても絵になる絵面。
今までで1番髪を振り乱しての斬り合いだったのではないか、お竜さん。
やっぱりいい親分…
シリーズ6作目。流石に全て観るのは厳しいので、最初と最後と加藤泰監督作だけに絞って観ている。その為私が観るのは3本目だ。
まさか3作目「花札勝負」のおきみが再登場するとは。
前作でも感じたが、本作…
お竜さんは結果的に死なせてしまった女の娘を探していた。
東京浅草で見つけ、世話になっている親分(嵐寛寿郎)に預ける。
長野で知り合った渡世人(菅原文太)が浅草に現れ・・・。
ドラマが丁寧に描かれ、定…
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