(痛み+記憶 +再生) ÷ 2 = 旅
共に亡き祖母の故郷へ
戦争の傷跡を遺すポーランドへ
旧ユダヤ人街や収容所を巡るツアーへ
繊細なショパンの旋律に乗せて─
ツアーガイドとその客人たち…
ジェシー・アイゼンバーグ監督・主演の『リアル・ペイン 心の旅』、本当に不思議な余韻が残る作品でした。ようやくDisney+で配信が始まって、「これは見逃せない!」と思って観たんですが、「時間確保して…
>>続きを読む人は皆、孤独で寂しい。どんなに近しい人でも心の内を完全に理解することは不可能です。
そういうと大変悲しく思えてきますが、本作はそんな人間の複雑さをユーモアと温かさでありのままに描いて見せた秀作です…
なんて爽快な
ビンタなんだ笑
opからショパンの別れの曲
(だっけ?)
が流れ出す。
がいくら舞台が
ポーランドとはいえ
流石にショパン流しすぎじゃなかろか。
マコーレーに
弟がいた
ってのすら…
人それぞれが抱える痛み、ユダヤ人という民族が抱える痛みと向き合っていくロードムービー
泣かせようとする感動的なシーンもなければ、最後まで2人の痛みは何も解決せず続いていく
ただ本当の痛みってそうい…
ジェシー・アイゼンバーグはすごいなぁ。
これをあの年でちゃんと作品にしたのもすごいし、嫌いで嫌いで仕方ないけど憧れてしまう感情の描き方もすごく良かった。
これもホロコースト解放から80年に合わせて…
2025年131本目。
「彼はとても魅力的で大好きだけど、腹が立つときもあるし、時々殺したくもなる。でも、ぼくは彼になりたい」
デヴィッドの吐露する本心が、まさにベンジーの人となりを現しててすごく刺…
すぐに何かが変わるわけではないけど、それぞれの幸せを願って元の日常に戻っていくラストが印象的。
正直で自己中心的なベンジーと、それにコンプレックスを抱くデヴィッド。
兄弟のような関係性で祖母の故郷…
ベンジーは、デビットに対し、なぜ当たりが強い?デビットが泣き虫だった子供の頃から感情を制御できる大人になったことの反発か?自分を庇おうとする態度へのものか?
最後に、ベンジーに、なぜあんなことをし…
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