劇場で見れてよかった
様々な土地を巡りながら時の流れや中国の変化
特に時の流れを凄く感じた。善し悪しではなくただ時間の経過や移り変り、人が変化していく様がとても印象的だった。どのくらいの期間で撮…
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「俺は芸術に従事する頭脳労働者だ」
しずかな映画なのに、謎のパワーがあってとても疲れてしまった。
いままでみてきた映画のなかでいちばん格好良いオープニング・クレジットとタイトルの入り方だったかもし…
こんなに静謐な映画は初めて観たかもしれない。一見ロードムービー的だけれど、実のところ「時が流れたこと」の詳細な描写としての興行の旅だったように思う。時代に乗って2人は結ばれる、けれど更にその先の時代…
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飲み屋で中瓶一本飲んで臨んだのが失敗だったか
暗転と同時に眠気との闘い
暫くして尿意との闘い
ストーリーはあらすじで得た情報以外は殆ど分からなかったが
幸い画が綺麗で展開の緩やかなロードムービーだっ…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の正面から捉えたカットの連続は、映画のスクリーン=舞台=バスの車内(映画館における我々の暗喩でもある?)=政治を結び付けていく。以降劇団員は外の世界に出ていくが、ローカルなコミュニティは徐々に分…
>>続きを読む☆シネマブルースタジオ、賈樟柯特集。もちろん35mmフィルムです。
☆初期作品はフィルムの味わいが濃厚。今回の特集では、2006年製作の長江哀歌まで全て35mmですね。
☆一昨年に目黒シネマで当作観…
初ジャ・ジャンクー。
長回しで動きは控えめ、やや遠くからそこにいる人や時間をただ見つめるようなカメラワークが素晴らしかった!
舞台は1980年代の中国。
文化大革命後の移り変わる社会を生きる4人の…
『新世紀ロマンティクス』が初ジャ・ジャンクー作品だった自分にとって2作品目。チャオ・タオはずっと変わらずチャオ・タオなんだな。話があまり入ってこなかったものの、画が決まっていて凄く良かった。アジア映…
>>続きを読むとにかく、鮮やかな赤色が目にはいる。
白い光を赤色に染め上げるフラメンコ。
部屋でこそこそとタバコを吸いながら、細い眉毛を描く2人。
序盤に描かれる若々しい日々が、思わず恋しくなるような終盤。
タバ…