ヤバい。時間の流れ方に衝撃。
寒色の中の赤の配置。
生年ベスト候補
ブレッソン好きだと言うけれど、一切カメラは寄らないよね。
再見
悉く決定的瞬間を逃すカメラはブレッソンの発展形と言えるかもしれ…
このレビューはネタバレを含みます
着地というか、物語の収め方、余韻的な部分を含めて、エドワードヤンなどはやはり一つ違うなというふうに感じた。
物語全体で強く退屈することはなかったが、この時間である必然性みたいなところが少し弱いかもし…
【発狂寸前の若者達】
突き放したようなラストが特徴の、実験精神溢れるジャ・ジャンクー監督二作目。この監督らしい反・物語的展開がツボだった映画でもある。
虚無的な長回しで歌劇団の若者達の旅を延々と…
『站台』という風情溢れる原題を持つ中国映画『ブラットホーム』は、中国史上最も不鮮明の塊だった改革開放政策発令から天安門事件までのおよそ10年間を、しっかりとした(手触りと気配)で鮮明に描出した掛け値…
>>続きを読む久しぶりに再鑑賞したけれど、やはり面白かった。80年代の中国の地方都市を舞台に4名の若い男女を中心に社会や文化の変化を客観的に見つめたもの。取り立てて大事件は起きないものの、ファッションや音楽などか…
>>続きを読む画面内に複数の動きがあって、カメラがパンした先に物語が拡張される。歌と踊り、観衆と演者、個人と群衆。女の子2人が銃殺刑の話をした後にタバコを吸って眉毛を書く。「警察は処刑者の背後から発砲するらしい」…
>>続きを読むもう 幾度も思っているコトだが
やはり 賈樟柯の映画を知らずして
中国の文化の内面は見えないだろう
然るべき事由による 幻想的かつ曖昧に
それでいて 失わないリアリズムの極致
70年代末~90年…
上海や広州などの大都市よりこういう中国の郊外の抒情的な感じが圧倒的に好きだ。カメラの激しい動きはなく、クロースアップは無く、固定ショットかスローな横滑りの動きがほとんどで、人物たちは時間の中に存在し…
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