【文化の奪取を通じた"歴史を創るエンパワーメント"&"利害の不透明な支配の危険性"】【東京国際映画祭】
■あらすじ
1900年にフランスに征服されるまで、現在の西アフリカ・ベナン共和国の地に存在した…
ハンギョドン確認
何かは分からずに再生してみたのですが、どうも植民地時代に略奪されたダホメ王国の宝がフランスからベナンに返還された際の記録らしいです。ドキュメンタリー。
博物館の展示から…
「ダホメ (英語字幕)」
ダホメ王国(現ベナン共和国)から奪われた美術品が、フランスから返還されるまでの過程と、返還に際して行われた学生たちによる討論を記録したドキュメンタリー。
最初の30分近…
植民地時代に略奪された像に声を当てることと、文化遺産の返還についての議論の中で学生が言う、自国の文化も他国の言語で学び、今この意見も他国の言葉でなされているということがリンクする。
像を喋らせるだ…
クリス・マルケルの『彫像もまた死す』でも明確なアンチコロニアリズムの姿勢が打ち出されていたけれど、やはり語りが西欧人であるという1点(これは「それを言っちゃア…」かも)は、どうしても伝わってくるもの…
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