おばあさんたちの性、その記憶と現在。
より強い社会的抑圧下を生き抜いた彼女らの抱えるトラウマから、逆照射される今日の生きづらさを映す孫世代監督の鋭き目線。
遠いロマンスの思い出に生きるばかりじゃ…
コスタリカの60〜70代3人の女性へのインタビューを元にこれまで抑圧され家に縛り付けられた姿を過去も現在も並行した描写にて赤裸々に語られる。
時代的に周囲からも男性を立てることが求められ、例え夫から…
60〜70代の女性3人による性に関する自分語りを、1つの家、1人の主人公で描いた作品。
本作の撮影現場が映される(カメラ自体も鏡に映る)冒頭から始まり、1つの家の中で複数の時間が共存していく。細かい…
#灼熱の体の記憶 #TIFF
複数のボイスオーバーから始まる語ることを許されなかった女性たちの記憶が、1人の人生として再構築されたドキュメンタリーとフィクションあわいをゆく、究極「映画」的な文法…
映画に適した方法で社会に何かを還元することを目指すなら、この作品はその模範として今後も世に残り続けると思う。テクニカルなことで何一つ気負わず、気取らず、ごく自然にすごいことをしているんじゃないだろう…
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