会話の映画。と言っても小気味良い会話劇というわけではなく、一方がじっくりと話し一方がじっくりと聞き、そのターンが終わると立場が入れ替わる、というのを繰り返す。会話というよりも対話と言うべきかもしれな…
>>続きを読む"性の再考"
こんな作品みたことない!すごいシュールな知性派コメディ✨口論や非難などは皆無で寛容さと冷静さと奔放さがいかにもノルウェーぽい!音楽が洗練されてて、終始笑いが絶えなくて、気まずくもなく、…
性をタブー視せず、ただ事象として普通のトーンで深く会話するのが新鮮
茶髪の男の行動もその妻の動揺もどっちも理解できるような気がするのは、正解はないから
主人公2人の友情が穏やかでいい関係だなと思…
会話劇の良さ。独白によって語られる先に見たDREAMSとはまた印象が違う作品で、長回し会話の楽しさ、面白みみたいなものが詰まっていて、最後結構ぶっとんだ地平に到達するのも驚きだった。
コメディとして…
オスロの街がいろいろな角度から見られて、正しく「オスロ三部作」のひとつだった。インテリアもすてきだったな。浮気したかどうかで揉める方のひとの家、大きなガラス窓に向かって一人掛けのラウンジチェアが2つ…
>>続きを読む煙突掃除人が主人公の話の時点で絶対に観ようと思っていた。オスロの一軒家では煙突を付けることが義務付けられているので身近な職業らしい。(作中でも結婚式に会えると幸せになれる!職業ナンバーワンみたいなこ…
>>続きを読む【性への偏見/性とは何か】
※「オスロ、3つの愛の風景」特集。
いずれも現代社会の抱える性にまつわる事柄や偏見などを織り交ぜて軽やかにシニカルに描いた作品だと思う。
「SEX」はその第一作で、…
既婚者かつ、子供がいる状況で自らの性指向に後天的に悩むというのは珍しい題材だとは思うが、実際に起こり得ることだと思う。
映画を見ていく中で、映画の内容よりも自分の性的指向や恋愛観やを考える時間になっ…
SEX、DREAMS、LOVEの三部作。
トリロジー全編を俯瞰してみると、現代社会を織りなす個々人の交差性が可視化されて現前する、というなんか凄い今までにない映画体験。
またクィア要素を映画の設…
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