ジョイ・ラック・クラブのネタバレレビュー・内容・結末

「ジョイ・ラック・クラブ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

これも授業で観た。ド長文。現代、日本、とはまたわけが違うので意見するのは難しいが、母親に心底不満がある人間が観るとモヤモヤして腑に落ちないんじゃないかな〜と思った。母親が母親として娘に自分の期待を背負わせる。教授によるとその色が強いのが中国的価値観で、その反対がアメリカ的価値観として描かれているそう。ジューンの幼少期の母親の言動は今日本で毒親と呼ばれているような母親像に近いように感じて胸が苦しかった。自分の親と重なる人からすれば、映画内での母親の過去のおかげで娘への言動が美化されていく感じにイライラすると思う。私もわりと納得いかなかった。どんな事情であれ感情の独立した一人の人間として扱われないことは良いことではないと思うので、後半からオチにかけて、ちょっとウルっと来ながらも、へ〜なんか腹立つなと思いながら観てた。自分の苦労や感情に、深く説明もせず我が子の人生を巻き込んでしまうのはちょっと。ヤダ!ヤダヤダ〜〜〜〜!!!!!
アジア人キャストの映画と知り、あまり期待せずに見始めましたが、波乱万丈の人生に見入ってしまいました。訳あって中国からアメリカを目指して移住してきた4人の母親と、その娘たちの人生が描かれています。娘に期待を寄せる母親と、反発するアメリカで育った2世の娘たち。考え方のギャップや、親子愛再確認、自己発見していく様子が丁寧に描かれていました。中国系だろうと、どこの国の人であろうと、人種は関係なく、人間それぞれに十人十色の人生があり、ドラマだな〜という感じがたっぷり。私は特に、母親たちがまだ中国にいた頃の物語に興味を抱きました。同じアジア圏でありながら、似ている部分もあるけれど、やっぱり日本とは違う文化圏。お見合いや、政略結婚、内縁の妻たち、戦争による疎開、それぞれの事情があって、アメリカへ移住する。それは、希望があったから。誰かの生い立ちや、身の上話をたくさん聞いたような、そんな映画でした。見る人それぞれに、重ね合わせる人生があるのではないかと思います。良かったです。
4組の母娘、計8人の女の8パターンの不幸な結婚について⁈
情報量が多く混乱。

中国からアメリカに渡る4人の母の、中国での辛い過去と、アメリカで産んだ娘への期待。幸せに育てたはずの娘たちの生き方に写し出される母の過去…

一昔前の伝統的な中国の結婚スタイルや、中国版アメリカンドリームという時代背景が興味深い。

時代や環境は違えど、母娘関係の問題は今も同じ。"自分より幸せになるように"だだ娘の幸せを願っている筈が娘を苦しめる。
だが打ち解け合う場面はそれぞれ素敵。
形は適切じゃなかったとしても、根本では愛に基づいていて、自分も同じ娘として共感や幸福感を感じる。

母の過去が娘の人生に生き写されるのか?

正反対に育てた筈がまるで呪いのようだと母親は思うが、過去の呪いでも何でも無い。母が隠しているつもりでいる過去の情報は、娘や家族と過ごす一挙一動の中に屈折した形となって散りばめられている。
娘は母の言葉と同時に、相反する非言語で無意識の情報を受け取り続けている。
必要なのは、過去の呪いのお祓いでは無くて、今やっていることを見直し、大切にすること。
母親達は心に傷を負って30年前に祖国を離れた。アメリカで生まれた娘に愛情を注ぐが、娘もまたアメリカ人としての悩みを抱えていた。中国の悲惨さ、アジア人差別そして成り上がりうぃ夢見るが、幸せとは?
ジョイ・ラック・クラブが麻雀クラブだってことにまず笑った。しかし…。

女性の自尊心の問題が、自分や自分の身近な女性たちのこととして突き刺さった。

自分を完全に見下していて、思いやりの欠片もないクソ夫に理不尽に虐げられているのに、そこから抜け出す勇気の持てない気弱な娘に対し、母は「私は木に隠れた虎のように待つ。娘に飛びかかって魂を解き放つのだ」と決意する。この比喩が中国っぽくて実にいい。そして言うのだ、
「この歪んだ家を出ていきなさい。例え彼を失っても、お前自身が取り戻せる。大切なのは自分なのよ」と。

私も含め、自分でも気づかないうちに自分で自分の自尊心を削っていたり、削られているのに自覚がなかったり、無意識に自分を低く見積もってしまったりする女性は、まだまだアジアには多いのではないかと思った。

当たり前のことですが、自分を大切にしないと、自分を大切に思ってくれている人たちまで傷つけることになるんだと思いましたです、ハイ。

中国系アメリカ人が、ユダヤ系アメリカ人の麻雀のやり方をけなすところ受けた。
HDD録画8本め?

そして《SMOKE》の監督だとは!
観終わるまで知らなかった……
昔観た時の記憶は当時のNHKスペシャルなどでよくやってた中国っぽい戦後の人間ドラマな印象だったんだけど、全然違った!!

久しぶりに女の人達が主役な好きなアジア映画?…(ではなくハリウッド映画の中のアジア)に出会えた感ある。

若草物語のようでもあり、四人の母とその四人の娘、そして四人の母の記憶の中にいる母親たち。
それぞれが世代間を越えた同じ女としての生き様と、女としての幸福の違いを静かにぶつけ合う映画。
母と娘は親子である前に女として向かい合ってしまうゆえの、
女同志だからこそわかる相というかもはやSagaが詰め込まれてた。(ダジャレじゃないよ…笑)

そこを台詞と小道具で繋がりを細やかにもたせる演出とかこの監督そーゆーの大得意なんだろね☺︎グッときすぎるところ多すぎ。
映画自体の時間も長く感じなくてすごい。

JOYな場面もLUCKな場面も、私も同じ女としてじんわりとした涙なしには見れなかった。
CLUBは集いという意味合いでもあるんだろうけど、四人で一葉として、四つ葉のクローバーにもかかっているんだろうな。
原作あるならとてもとてーも読んでみたい。