ジョイ・ラック・クラブのネタバレレビュー・内容・結末

「ジョイ・ラック・クラブ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ジョイ・ラック・クラブが麻雀クラブだってことにまず笑った。しかし…。

女性の自尊心の問題が、自分や自分の身近な女性たちのこととして突き刺さった。

自分を完全に見下していて、思いやりの欠片もないクソ夫に理不尽に虐げられているのに、そこから抜け出す勇気の持てない気弱な娘に対し、母は「私は木に隠れた虎のように待つ。娘に飛びかかって魂を解き放つのだ」と決意する。この比喩が中国っぽくて実にいい。そして言うのだ、
「この歪んだ家を出ていきなさい。例え彼を失っても、お前自身が取り戻せる。大切なのは自分なのよ」と。

私も含め、自分でも気づかないうちに自分で自分の自尊心を削っていたり、削られているのに自覚がなかったり、無意識に自分を低く見積もってしまったりする女性は、まだまだアジアには多いのではないかと思った。

当たり前のことですが、自分を大切にしないと、自分を大切に思ってくれている人たちまで傷つけることになるんだと思いましたです、ハイ。

中国系アメリカ人が、ユダヤ系アメリカ人の麻雀のやり方をけなすところ受けた。
HDD録画8本め?

そして《SMOKE》の監督だとは!
観終わるまで知らなかった……
昔観た時の記憶は当時のNHKスペシャルなどでよくやってた中国っぽい戦後の人間ドラマな印象だったんだけど、全然違った!!

久しぶりに女の人達が主役な好きなアジア映画?…(でもないか)に出会えた感ある。

若草物語のようでもあり、四人の母とその四人の娘、そして四人の母の記憶の中にいる母親たち。
それぞれが世代間を越えた同じ女としての生き様と、女としての幸福の違いを静かにぶつけ合う映画。
母と娘は親子である前に女として向かい合ってしまうゆえの、
女同志だからこそわかる相というかもはやSagaが詰め込まれてた。(ダジャレじゃないよ…笑)

そこを台詞と小道具で繋がりを細やかにもたせる演出とかこの監督そーゆーの大得意なんだろね☺︎グッときすぎるところ多すぎ。
映画自体の時間も長く感じなくてすごい。

JOYな場面もLUCKな場面も、私も同じ女としてじんわりとした涙なしには見れなかった。
CLUBは集いという意味合いでもあるんだろうけど、四人で一葉として、四つ葉のクローバーにもかかっているんだろうな。
原作あるならとてもとてーも読んでみたい。