コンクラーベというものを初めて知ったのは多分トム・ハンクスの『天使と悪魔』で、それがどういうものかざっくりとは知ってたけど、やっぱりものすごい空気が取り巻いていて、緊迫感のあるものなんだなと改めて…
このレビューはネタバレを含みます
枢機卿が続々と集まってくる様子が描かれてるんだけど、地面にはタバコの吸い殻がたくさん捨てられてるのを見ても、これが14億人の宗教の枢機卿かと失望する。一般人と変わりない。
教皇になる投票のロビー活…
色の取り合わせや画面構成がきれいで、どこを切り取っても絵になるとはこのこと。
最初だれがだれだか見分けがつかずこんがらがる。途中から派閥などを把握。
最後は予想外の締めくくり!
スピーチが美しく格…
前半部分は、候補者の紹介と事件の匂わせパートで厳かな重めの雰囲気であるが、各枢機卿の顔と名前が全く一致せず役職も理解できていなかったため少し退屈だった。
今思えば、眼鏡や髭の有無、人種等で区別する…
綺麗な建物や色彩も素敵だったが、馴染みのないキリスト教カトリック内部を覗き見ているような面白さと、神に仕える者達の私欲が炙り出され、ごたごたするところもよかった。
ラストにグッともう一段感引き込ま…
コンクラーベの執り行い方が知れた。
なにも知識がなかったから、もっと「神よ神よ」してるのかと思ったけど、やっぱり教皇も、枢機卿も人としての根本的な部分は、普通のひとと変わらなかった。
映像が美しい…
個人的に当たり前に感じてて忘れてたけど、このジェンダーレスな時代に当たり前のようにベースが保守的なのすごい。
ずーっと黒と白と赤の変わらない画面も相まって、特に物凄く大きなハプニングや秘密を抱えてた…
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