新世紀ロマンティクスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『新世紀ロマンティクス』に投稿された感想・評価

ゆき
3.8

変動

中国の変わりゆく姿を追い続けてきたジャ・ジャンクー監督ならではの作品なのだろう、こりゃあ。
「三峡好人」や帰江湖儿女など過去作とも紐付く数珠つなぎ。
言葉はあえて最小限に、情緒的な演出が目を…

>>続きを読む

第77回カンヌ国際映画祭コンペティション作品。
2001年~2022年のコロナ禍までの、中国を描く。
チャオ・タオの若い映像は、どうしたのかと考えていたら、過去の映像を活用しているのか。そういう意味…

>>続きを読む
4.0

ジャジャンクーにしか実現できない作品。ミレニアム前半の四半世紀の貴重な資料になる。『長江哀歌』にも刻まれた三峡ダム前夜の姿。その時の撮られた素材が使われてることもあって、非常に生々しい時間の移ろいが…

>>続きを読む

いろんな作品をミックスなんだろうけど、主に長江哀歌からなのかな。公開した時に観て、うっすらとしか覚えていないけど、映画ってストーリーである前に画(絵)なんだよなあ、と思った。風景や表情が雄大で雄弁だ…

>>続きを読む

現代中国映画界を代表する監督と言ってよいだろう、ジャ・ジャンクーの新作は、過去作の撮影現場を中心に、2001/2006/2022年の3つの時代で撮り溜めていたフッテージを再構成することで、新たな劇映…

>>続きを読む
Suzuka
3.6

過去1頭ぐちゃぐちゃの作品で、なんてレビュー書いたらいいかわかんなくて放置してました。つぎはぎのような過去の思い出、既にあるものを手放し遠くに行きたくなる感覚、あてもないのに動いてしまう気持ち、その…

>>続きを読む
髭
3.6

ほとんどを過去の映像のつぎはぎでで作り上げたためそうでしょうねって出来、思わせぶりではあるがよくわからないし、だが最後まで見応えがあるのはさすがというべきか。

ロウ・イエ作もそうだったが、中国はコ…

>>続きを読む
kei
3.3

一回で読み解けるような映画ではないことは確実。
どれだけのスケジュール間で監督、俳優は挑んだ作品なのか。
どれだけ映像を撮ったんだろう。なぜ2022年の映像を選んで作ったんだろう?考えることばかりが…

>>続きを読む
So
5.0

中盤までノスタルジーや失われたものの追憶みたいな感じだったのだけれど、2022年にフェーズが移りそれまで描かれたものの本当の意味がわかった。
人民の顔、そして声が十数年あまりで変わってしまった。過去…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事