長崎に落とした原爆のプルトニウムを精製し、その後も生産し続けていた核施設近郊の町リッチランドの人々を多方面から取材したドキュメンタリー。高校や町のシンボルマークがキノコ雲であり、8割近くを逆上しなが…
>>続きを読む芝生の上に車座に座った高校生が「街のあちこちにあるマッシュルーム・クラウドのマーク、ちょっと嫌だよね」キノコ雲の感想に少しだけホッとする。映画『オッペンハイマー』をご覧になった方はこの作品を見てなん…
>>続きを読む日本の観客向けに作っている訳じゃないけど、強いメッセージが込められてる気がしてしまう。
殆どの人が福島と重ねただろうし、加害と被害の裏表に見えただろうし、劇中に出てくる『外部の人間』に対する『当事者…
今もここで暮らす人々や、学生、日系人、そもそもこの土地に住んでいたネイティブアメリカンなど様々な人の話を聞いて、どの意見も間違ってはないなぁと思った。
特に学生達の意見は偏りもなくてシンプルにそうだ…
フライヤーのオブジェは、被爆3世であるアーティスト・川野ゆきよさんの作品で、長崎に投下された『ファットマン』のインスタレーション。
ラストシーンでこれが風に戦ぐ様子は、これがリッチランドにも静かに投…
2024新作_089
"核の手前"の地で、私たちは――
【簡単なあらすじ】
平和で美しいアメリカの典型的な郊外の町、 ワシントン州南部にあるリッチランド。住民たちが応援する地元高校のフットボ…