モスクワで幼少期を過ごしたユリが、ハンガリーの血縁のない共産党員の一家に引き取られてから、1953年まで。学校に行かずに党員の母のパスで毎日映画館に行くユリ、『ベルリン陥落』を観たらしい。常に人々が…
>>続きを読むYesterday, I saw the movie "Diary for My Children" for the first time at the Theatre Umeda.
I…
3部作の3作目をいちばん初めに観てしまった上での1作目である当作の鑑賞だったので、終わり方が分かっているのに新たに登場してくる人物を見るもどかしさがありました。これから「日記」シリーズを見るのなら、…
>>続きを読む事前にパンフレットを買って読んでいたのでずいぶん理解できたと思う。基礎知識が必要だけど、これは誇張ではなく、全世界の人たちが見るべき映画ではないか。しかし共産党政権下でここまで描けたのが驚き。
えー…
メーサーロシュ監督の代表連作であり、半自伝的『日記』三部作の第1部。
冷戦下のハンガリーで苦難の人生を歩んだメーサーロシュ自身の体験が色濃く反映されている。
1947年、主人公の少女ユリは祖父、祖…
ハンガリーの社会主義国家時代の反体制的映画か?孤児院から大家族の家にやっきて、いろいろな反発や家族との軋轢。そこから旅立つまでのドラマ。日記形式なのか。三部作のようだ。この映画だけ見ると後半は退屈し…
>>続きを読むメーサーロシュ・マールタの自伝三部作の第一作である『日記:子供たちへ』は、
戦後ハンガリーのスターリン主義期を、少女ユリの視点から描く極めて私的でありながら歴史的な映画。
監督自身の「戦争孤児として…
"生きようとねがいながら、外側の運命のために押しつぶされるあわれな人間たち。思考が逃亡を欲する。思考はみずからを傷つける不幸を眺めることを欲しない。"シモーヌ・ヴェイユ「工場日記」より抜粋
>>続きを読む1984から1990年にわたる三部作の第1作。マールタ監督の半自伝的映画である。両親を失ったユリは、親戚で共産党員のマグダの養子となる。しかし、当の父は粛清のうちに逮捕されており、母は死産で亡くな…
>>続きを読む© National Film Institute Hungary - Film Archive