このレビューはネタバレを含みます
テンポ、ユーモアがすごい独特。
チャンスの発する言葉全てがいい風に解釈される、偶像崇拝に似た怖さがそこにあった。
作品全体が宗教のメタファーであって、かつ政治的にもとてもシニカルで、とても自分の知識…
おそらく知的障害があるだろう中年男性のチャンスが主人公。
ずっとお屋敷に住み込みで庭師をやってたチャンスは、ある日、お屋敷の主人が死んでしまって屋敷から出なくてはならなくなる。
初めて社会に出て、そ…
初めて世間に出た庭師。
見た目が紳士なのて、
庭師や植物に関する話をするだけで、とんでもなく聡明な人と勘違いされ続ける話。
知っているのは庭師の仕事と、テレビの中の世界のみなのに、大統領や政治家と冷…
上質の風刺喜劇です。
ピーター・セラーズはこの作品が遺作になってしまったわけですが、同年アカデミー主演男優賞にノミネートされるも、あの、「クレイマー・クレイマー」のダスティンホフマンに最優秀主演男…
起伏の少ない物語だったけど不思議と退屈とは感じなかったし良い作品。
チャンスの周囲勝手に盛り上がる様は面白い反面、人って外見ばかり見てるなあと思う。
(身だしなみ、人種、話し方、どれか一つ欠けたらあ…
何十年も屋敷の庭師をしてきたチャンスは、外の世界をTVでしか見たことがなく
主人の死をきっかけに屋敷ゆ出て行く羽目に
彼は庭の事しか知らなくて、関わり合う人々に庭の話しをしてるだけなのに
皆んな深読…
純粋無垢なチャンス。
長年屋敷の庭師だった彼は外の世界をテレビでしか知らない。
主人が亡くなって以降、外では様々な出会いがある。
庭のことしか頭にない無垢なチャンスを外の彼らは機知に富んだ人として…
庭師のチャンスは長年仕えた主人の死により、ほとんど知らなかった世間に放り込まれてしまう。
そこで出会った貴婦人に出会い、経済界の大物ベンジャミンと知り合うことに。
世間を知らない男が、その純粋さに…
アメリカの喜劇俳優ピーター・セラーズ主演の社会風刺コメディ。
屋敷から一歩も外に出たことのない庭師のチャンス(ピーター・セラーズ)が主人が亡くなったので行政から屋敷を追い出される。街を彷徨っている…