行き場を失った庭師が結果的に上手く立ち回ってしまう話。
庭師だから植物のことしか語れないのに、周りが勝手に深読みしてトントン拍子に進んでしまうのが面白い。世間知らずだけどテレビ好きだから知識がない…
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これまた素敵な主人公。
ストーリー自体はそうはならんやろの連続でまあまあまあって感じやったけど、とにかく主人公チャンスを演じるピーター・セラーズが凄すぎた。
何物でもないけど大物に見える独特の間…
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庭師を得意としてテレビ好きであることが強みでこれだけも世界反響を及ぼしたことが凄い。
新聞は読まないの?記者の問いに対して読まないではなく、テレビが好きだと応えた。本当は読み書きができないわけだ…
『エンパイア・オブ・ライト』の最後に主人公ヒラリーが映画館で上映してキラキラした瞳で見ていたのが今作、原題『Being There』だ。 いつか見たいとクリップ📎していて、やっと視聴できた。主人公チ…
>>続きを読む発達障害らしき性質を持つ人が、その無垢な性格からひたすら良い方向に人々に誤解されて、人気を博していくようになるお話。話の筋は『フォレスト・ガンプ』のような感じ。コミカルさは少なめ(ただし、フォレスト…
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テンポ、ユーモアがすごい独特。
チャンスの発する言葉全てがいい風に解釈される、偶像崇拝に似た怖さがそこにあった。
作品全体が宗教のメタファーであって、かつ政治的にもとてもシニカルで、とても自分の知識…
おそらく知的障害があるだろう中年男性のチャンスが主人公。
ずっとお屋敷に住み込みで庭師をやってたチャンスは、ある日、お屋敷の主人が死んでしまって屋敷から出なくてはならなくなる。
初めて社会に出て、そ…