オオカミの家とは全く違うアプローチで、その斬新さにまたまた舌を巻く。
家ごとぐわーっと動いてゾワゾワするあのコマ撮りをあっさり封印して全然違うスタイルで作っちゃうなんて、アーティストってやつは!
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アニメーション、人形、影絵、実写がごちゃ混ぜにされ、ひとつの映像言語に収まらないことで、観客は現実と虚構の区別を失い、ただその奇怪な世界に身を浸す。
最初は不気味でしかなかったキャラクターたちが、見…
前作に続き、レオン&コシーニャ監督たちによって南米チリの現代史をむっちゃくちゃトリッキーな映像表現で脳内にインストールされるという不思議体験。
一度観ただけでは当然なんのこっちゃわからないけれど、…
撮った映画のフィルムが盗まれてしまい、出演していた女優が記憶ベースでその映画を再現(グロテスクな人形劇で)してたら途中から思わぬ展開へ、、、という何層もの入れ子構造になった変な作品。
オオカミの家は…
霊的ネオナチ、ミゲル・セラーノの思想を映像化。混濁した精神を描くには混濁した手法がふさわしく、アニメーションと人間の演技が混ざり合った映像が見事。ミゲル・セラーノの幼少期の幻視体験「庭に手が生えてて…
>>続きを読むエスパニョール(スペイン語)が分かるかどうかで、この作品の評価って変わってしまうかなとも思う。
それくらい、字幕を追うのか映像を追うのか… で、物語の捉え方自体大きく変わってしまうかもな、と… 。…
© Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films