遠い山なみの光の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『遠い山なみの光』に投稿された感想・評価

「私を離さないで」などで知られるノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロ の鮮烈なデビュー作「遠い山なみの光」を、『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀作品賞含む最多8部門受賞を果たした …

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半島
3.8

ギャガ様からご招待いただき、試写会で鑑賞いたしました。母が自分の過去を娘に語るところから話がスタート。段々と事の状況がわかるにつれ、気付いたらなんだかゾッとしていた自分がいました。とても考え深い映画…

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Haru
4.0

戦後の長崎と80年代のイギリスを舞台に、記憶と"嘘"が交錯するミステリー。台詞だけでなく、繰り返されるモチーフが静かに物語を語り、深い余白が残されていた。戦争を生きた世代と現代の価値観の違いも丁寧に…

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DIZ
-

戦後80年の今、戦争と原爆を経験した女性たちの映画が観られること。
原爆が奪った女性たちの人生に想いを馳せる。

カズオイシグロの映画化作品「わたしを離さないで」が本当に好きな作品なので、本作は前情…

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戦後80年の今年だからこそ鑑賞すべき作品。ミステリー映画としてラストの畳み掛ける演出、終盤で明かされるトリックが良かったです。
文学としての話を見事に映画として脚色したところが良かった。
の
4.1

完成披露試写会で
すばらしかった!
良席で見ることができた!
広瀬すずとかちょう近くで見れた!

イギリスに住む悦子が以前住んでいた長崎時代の記憶を辿るお話
「なぜ長崎を離れてイギリスに来たのか」を…

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【初】2025/08/13 試写
【2】2025/08/19 試写
8637
3.6

日常を断片的に淡々と描くばかりで、物語が立ち上がらない不安もあったが、その日常すらも仕掛けだった。掴みどころがないという意味では難解かもしれない。
何度も口伝される過程で嘘が濃くなっていく。
大胆に…

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戦後の長崎をベースにした物語を数十年の時を経て回顧していく作品。

淡々と進む中に心なしか不穏な香り、空気が漂い、不確かさ、曖昧さが観る者の洞察力を試している気がする。

自分には余白の多さや咀嚼が…

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