カズオ•イシグロ処女長編の映画化。被曝者への差別、軍国主義の亡霊が残る長崎から英国へ30年前に渡った母親。長崎時代の話の中に見える嘘
長崎の風景、広瀬と二階堂の演技、終盤の仕掛け、不可解さをあえて残…
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原作が超好きだから+0.2💮
これはびっくりした。最初は原作設定に背いたのかとおもったけど、いやいや、曖昧さを残す原作はこうだった、万里子は景子のなにかしらの反映であり、佐知子は自らの反映であるの…
これが邦画で作り上げられてることも、方言がナチュラルで有難い。あと二階堂ふみ改めて演技力凄すぎ。
終戦後の表向きは活気付きながらも、どこか不安定で不穏なムード漂う人間関係、途中でそういうことかーーっ…
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予想以上に良かったかも。前半ウトウトしてしまったのは、私のせい😥
なかなか不思議な作品だったと、見終わって思うが、そこが一番の面白かったところだ。興味深くて後からも考えてしまう。ちょっとある男と似て…
終戦後7年が過ぎた長崎から始まる物語。原爆を落とされた街という不問な事実背景が拭えない中で生きるヒロインの姿を、常に謎を秘めさせながら描いて行くヒューマンストーリーです。
イギリス、ポーランドとの…
戦争、原爆、差別、偏見の中ほつれた糸のように入り組んだ、一女性の自分史。
イギリスに住む母親が娘にその自分史を初めて語る。だが、その物語はなぜかミステリーじみてくる。
現実と幻想、嘘と真実を超えた時…
1度目は自由研究みたいな答えのない宿題を置いていかれた様な…えっ?てなってしまいましたが2回観てみました!難しい映画と言うよりは寧ろ頭を柔らかくして観た方が良かったのかなと思った。観ようと思われる方…
>>続きを読むカズオ・イシグロをデビューの頃から読み継いできた読者としては、「なぜ、いま『遠い山なみの光』を映画化するんだろう」と思っていた。でも、実際に見た後には、今だからこそ、と言う感覚が湧いてくる。
僕は…
カズオ・イシグロのデビュー作が原作である事以外の詳細はなるべく情報を入れずに観ました。
映画の終盤、稲佐山で佐知子が悦子に「わたしたちは似てるもの」のセリフでこの映画の謎が見え始め、ニキが母と景子の…
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