敵の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『敵』に投稿された感想・評価

3.9

期待していた以上に入り込んで鑑賞しました。

全編モノクロの映画でここまで満足できた作品、初めてかもしれません。
これはモノクロだからこそ入り込める映画で、そこを負担に感じずむしろ魅力に感じられたの…

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吉田大八監督が筒井康隆の小説を映画化した心理劇。
(2025、1時間48分、モノクロ)

妻に先立たれ古びた日本家屋でひとり暮らす元大学教授・儀助(長塚京三)は、生活費が無くなったら命を絶とうと来る…

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ボブ
4.0
孤独のグルメのような感じで始まり、淡々としているが面白かった。考察しがいがある内容であった。
groove
4.0
タイトルの「敵」は原作のタイトルでもあるが、物語に興味を持ってもらうための単なるフック。

原題含めて、このプロットならもっと良いタイトルがあったのでは。

雰囲気や演出が良いだけに、もったいなかった。
おもてたんとちがた
2.6

原作未読。筒井康隆らしい、現実と妄想が混濁する不思議譚。後半にかけてはその傾向がより強くなり、現実か妄想かの判別すら諦めてしまった。これを完全に理解して楽しむだけの素養は、自分にはありませんでした。…

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丁寧な暮らしが描かれている前半から敵のメールが来ることで段々とそれが崩れていく後半が観ていて辛かった。
にしてもご飯美味しそうだったな。

不思議な映画だった
単調だけど退屈しない

ある意味「敵」とは、己自身に迫っている「死」そのものだったんだろうか。

人間が日常の中で口にはしないものの、必ずと言っていいほど抱えているギルティみたい…

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fat03
-
生理的嫌悪感を覚える演技がすごい。
もっとネトウヨ化してほしかった。
もっと戦争が関係あると思ってた。
4.2

その人なりのPERFECT DAYSを脅かす「老い」「金」「欲望」「孤独」「デマ」。
特に「デマ」が昨今の世相にビンビンに刺さってて見てるだけで不安になる。

今までの日常がそうでなくなっていき、こ…

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