(前提)
一つ言えるのは、自分が五十を過ぎてこの映画を鑑賞したのは、タイミングがよかったということ。出会うべき時期がある映画かも。
敵、とは何なのか?
確実に迫り来る老い、そして究極的には死に至…
普段、夢(想像)の中の人間は自分が夢境にあることを意識できない。後半、幾つの夢(想像)を経て、儀助が自分が夢を見てることを確信していることが、現実と想像の界隈がようやく無くなったのを物語る。だから、…
>>続きを読むやっと見れた。
キャスティングがとても良くて、見てて楽しかった。良い映画じゃーーんという配役。中島歩ほんと良い。
キャスティング含め、すごい丁寧に作られてるなって感じがして幸せな気持ちになった。…
元大学教授の日常と幻想の物語。
最初は終活版PERFECT DAYS的な話なのかと思っていたら、敵についてのスパムメールを目にした辺りから主人公の世界が崩れていって、途中からホラー度高めのファーザ…
一体私は何を見せられてるんだろう…という感想。
「敵」はやはり老いとか、執着なのかな。
後半は現実と妄想のMIXなんだろうけど、主人公視点からするとたぶん現実なんやろうな(実際、存在しない人と会話し…
夢か現か映画💤
エンタメ性抜群の前作から打って変わって劇中で言及のフランス文学🇫🇷のよう
淡々とした前半はモノクロ映像も相まって J.ジャームッシュ作品を彷彿
中盤からは『ファーザー』的痴呆症ライド…
モノクロなのにどうしてこんなにもご飯が美味しそうなのだろう…
と思ったらやっぱり飯島奈美さんだった
さすがです すごい…
飯島さんのコメント
「少し不器用な手つきで食材を大事に扱って自分の思…
吉田大八監督映画、ラジオで紹介があり期待大で見ました!
こんなにも不穏な音楽や空気が流れる映画とは(汗)
モノクロ画面で淡々と繰り返される儀助の毎日。
段々と怪しい夢とか願望?妄想?らしきものが…
死に抗う老人の生き様。静的で几帳面な男の生活へ幻惑が挿入され映像が動的に変容していくその流れは圧巻。隠居する老人の禁断的な性への欲求を描き出すのが上手い。冒頭からみずみずしく拾われた音が気になるがそ…
>>続きを読む老い、孤独、欲望、そして死
これはキツい、というかリアルな恐ろしさを感じずにはいられません。
知らずに観ましたが、認知症を扱った作品だったのですね。
途中からもしかして、と思って観ていたらまさにそ…
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