敵の本質は“死への恐怖”だったり“後悔”だったりするのだろうけど、僕の年齢はまだ18歳なので、なかなか体感しづらい恐怖感だった。
自分が年老いて死に近づいた時、その“敵”に出会うのかもしれない。
“…
美学でかっこつける人と下心でかっこつける人がいると思っていて、前者は大好きなので主人公も前者かと思い尻尾振って見ていたらゴリゴリに後者で尻尾⤵️⤵️ってなっちゃった、そもそもみんな下心ごりごりなのか…
>>続きを読む見終わってから全てがつながりジワリくるタイプ。
最近の邦画では素晴らしい。
ムダを排した脚本と描写。
もちろん長塚京三は文句なし。
久しぶりに原作を読んでみたくなった。
モノクロという選択もハマった…
最初のほうは、主人公の生活に興味を持てた。仕事とか、講演料10万円以下は引き受けないとか、時折くる女性の存在とか。中盤くらいから、妄想と現実がごっちゃになるくらいから興味を失ってしまった。
おそらく…
こんなにタイトルが鑑賞中ずっと頭の片隅にあった映画も珍しいなと思う。
前半の主人公の生活とタイトルにギャップを感じて何が敵なのかずっと気になって興味深く見られた。
が、突然メールで敵の文字が出てき…
世の中変わっちゃって、元大学教授の誇りとかプライドとか、そんなの生きるのに邪魔なんだ。でも、ただ生き延びるために生きることををどうしても受け入れられないんだよ。
あのころ普通だった生活が、今では贅沢…
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA