【機能的に機能不全】
第37回東京国際映画祭でラモン・チュルヒャー監督新作『煙突の中の雀』が上映された。ラモン・チュルヒャーはタル・ベーラの弟子であり、彼から勧められて観た『ジャンヌ・ディエルマン』…
【第37回東京国際映画祭 ユース部門出品】
ロカルノ映画祭コンペに出品されたラモン・チュルヒャー監督新作。東京国際映画祭ユース部門に出品されている。
これ絶対ユース部門じゃないだろ!子どもは分から…
ラモン・チュルヒャーの最新作で動物3部作の最終章。親戚と集まることで巻き起こる静かな混沌『ストレンジ・リトル・キャット』、元ルームメイトとアパートの住人たちとの視線バトルが繰り広げられる『ガール・ア…
>>続きを読む“Der Spatz im Kamin”
本年極私BESTの《家》映画。🏡
幼少期を暮らした家で、中年姉妹が各々の家族を連れて過ごす時間が呼び起こす感情の闇と記憶の幻影。
ミニマルな完成度が凄…
チュルヒャーはずっと観たかったのだが、初めて観るのが最新作になるとは。
聞かれたくない話は絶対に聞かれているし、見られたくない場面も絶対に見られている、異常な居心地の悪さ。
2家族+1人の複雑な…
がっかりしたとしか言いようがない。前二作に熱狂し、その尖りきった作家性に刺激された「ファン」のひとりとして、あの歪な表現が遂に極まるのかと大いなる期待をかけたが、何もかもが上滑りし、空回りし、芯さえ…
>>続きを読む東京国際映画祭2024にて観賞。
家の中で、家庭内で起きている違和感の数々。母はそのすべての中心人物のようだが、この家族全員が互いに寄り添う気もなければ関心もあるようでなく、互いに諦めの境地に達し言…
「ユース TIFFティーンズ」で鑑賞。
スイスのカントリーハウス。夫の誕生日を祝う為に、妻カレンが子供の頃育った家へ妹の家族がやってくる。しかしカレンは終始不機嫌。
スイス出身のラモン・チュルヒャ…