絶対面白くないだろうな、という作品が観たら面白かった、というのは家で映画を見る際の楽しみの一つ。直近だと「見える子ちゃん」とか「きみの色」がそんな作品だった。
で、この作品だが、なかなか酷かった。内…
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原作既読。
原作は、登場人物の繊細な心理描写、伏線の絶妙な回収を通じて、人生の味わいをテーマにした、まさにおいしくて泣ける物語だった。
しかし映画版は、その感動の本質を見失ったまま、表面をずーっ…
男女がそれぞれ違う境遇で辛いことがあり、なんやかんやあって離れることになり〜〜〜からの大人になってからどうこうみたいな映画。なんか秒速5センチ観たときと同じ感覚になった。
30年前のこと引きずり続け…
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小説が気になっていたので拝見。本も読みたくなりました。簡単に約束しないところは凄く好きでした。あと夕花が言う「生きていていいこと、ありますか?」のセリフの重さ。震えました。わかるなぁと思いながら、中…
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主演二人も雰囲気があって、あざとくない泣ける素直な作品。
大きな物語を動かす事象が深掘りされず、ただ物語が流れてしまい、ただ泣かされただけ感が残りました。
サッカーどうした?
学級新聞は?
いじ…
自身の喫茶店でこども食堂を開く心也(ディーン・フジオカ)が、30年前の高校生の頃(長尾謙杜)を回想し、当時姿を消してしまった夕花(當真あみ)という同級生との出来事を振り返っていく。
なかなか評価が高…
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