ロルナの祈りの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ロルナの祈り』に投稿された感想・評価

3.8

ベルギーの名匠、ダルデンヌ兄弟監督作品6作目の鑑賞。本作は2008年カンヌ映画祭で脚本賞を受賞。移民問題や貧困、社会から疎外された人々の現実をドキュメンタリータッチで描く監督の作品が好きでずっと鑑賞…

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gfkj
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ジェレミーレニエ生きててほしかった。あくまでリアリズムということか。主人公石橋静河にちょっと似てました

過去に犯してしまった罪をつぐなうとしたら、あなたならどうしますか?しかも、罪をつぐなうべき相手がすでに亡くなっていたとしたら・・・。(仏壇に線香をあげることぐらいしかできそうもない)そんな一見不可能…

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4.2

国籍は売っても
人の心は売らなかった。

いつもの移民問題を切り口に、国籍売買という闇取引の存在を浮き彫りにする本作は、その目的で偽装夫婦を演じるふたりの、虚実入り混じった恋愛感情に話は発展していく…

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4.0

アルバニア移民のロルナは麻薬中毒のベルギー人クローディと偽装結婚をし、国籍を得た後はクローディを亡き者にし、新たに国籍を必要としているロシア人と偽装結婚をする予定だった
このまま何もなければ犯罪ビジ…

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いつものダルデンヌ兄弟作品らしく、社会問題の真意が込められた物語。

ベルギー国籍を取得するためやってきた移民であるロルナ。
その偽装結婚をするために夫であるクローディは麻薬の更生施設に入る毎日。

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国籍取得のために偽装結婚したけどそのうち愛情が湧いてきちゃう話。
子供出来たとおもったら違った時の悲しかった事。
せめてもの置き土産。と思ったのに残念だった。
居ないはずのお腹に向かって喋りかけてる…

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真矢
3.5

勉強?のためにも、この兄弟監督の作品は
全部観たいと思ってる中の3作目の鑑賞映画

オープニングからハードな夫婦のやりとりから
だったのでどんな展開になるのか…と思ってたけど
やっぱりやりきれなかっ…

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masat
3.2

社会が悪い、と言うのは簡単か。
ダルデンヌの描くベルギーの風土、治安、秩序を観ていると、“法の網を潜り抜ける”くらい良いじゃないか!と思えてくる。

しかし、こんなに悲惨な運命に置かれた主人公たちの…

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菩薩
3.3

ヒューマニズムに絶対的な信頼を置いているのは重々承知しているが、これはあまりにも女性性と言うものを神格化しすぎな様に思えた。芽生えてしまったと言われればそれまでだが、あの様な状況下であの様に自分を顎…

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