オープニングのボートのシーンの狂い方。全体的にモンテヘルマンの果てなき路的な変な不穏さあり。個人的にロック・ハドソンは完全には好きになれない何かがある(そこが良さ)。最後の最後に主人公が見上げるとそ…
>>続きを読む正直、本当に粗雑な脚本でフィルムスタディーズが指摘したダグラス・サークのアイロニカルなテーマとはこういうことか、というのが一番理解できた作品だった。
お涙頂戴的なメロドラマ要素の闇鍋のような物語で、…
かなりおもろい。素晴らしい。
冒頭の運命にまず感動し、ボブを観客に受け入れさせる流れもすごい。悲劇からの悲劇からの悲劇。だからこその暗闇のシーンが光る。いままで切り返しをずっと見張っていたけど結構ア…
ロック・ハドソンが転がり落ち、失明したジェーン・ワイマンが砂浜へと階段を降り、鉢が落ち、飛行機は降下する。二人の出会いはとことん落下によってもたらされる。
そして自分のせいで悲劇を生んできたハドソン…
ボブ速度を落として 正気とは思えない ウェインが倒れたの お父様の呼吸器で彼は助かったけど 詳しく聞こうとすると口籠るの 困った人に投資 無駄遣いよりいい 相続できる資産は一切ない 送りますよ そこ…
>>続きを読む脚本の倫理観などクライマックスのロック・ハドソンとオットー・クルーガーの窓を隔てた切り返し一つの前に吹き飛ぶし、画面の艶が最良のファスビンダーやシュミットのそれ。
まずフレームへの人物の出し入れ(…
このレビューはネタバレを含みます
・成し遂げたい目標のために無限の力を引き出すには、誰に知られることなく見返りも求めずに自分を人のために役立て続け己の中に力を蓄えていくこと。
・一度目標のために走り始めたらやり尽くす他ない。その時あ…